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カテゴリ:考えたこと
昨日の朝起きてすぐ 後藤さんのニュースを見、それを知って以来気持ちが沈んでいます。 1月の半ばにイスラム国による 人質の身代金要求があり、その事件が起きるまで 後藤さんというフリージャーナリストの存在を知りませんでした。 テレビとかネットの動画とか、考えると不思議なものです。 こちらは単なる視聴者にすぎないのに、画面にその人が映り声を聴き その表情がリアルにこちらの感覚に入っている。 後藤さんの以前の映像も何度もニュースで見ましたが、とても人懐こく魅力的で 素敵な人だったに違いない。 心から無事のご帰還を祈っていましたが、こういう結果に終わり、とても悲しく残念です。
ただ、今日ネットでニュースを見ていた時 こういう記事を読みました。 後藤さんの殺害事件で「あさイチ」柳澤キャスターの珠玉の1分間コメント http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20150202-00042730/
柳澤キャスターがおっしゃっている通りなのだと思います。 たぶんこれから日本の政治は テロ対策とか過激派対策とか そちらに向けての政策を打ち出してくるでしょう。 でも、同時に私たちはなぜ この世界にイスラム国のような非常識で凶暴なテロ組織が存在するようになってきたのか。 その背景も知り、そこに向けての対処がなければ、単なるもぐらたたき、モンスターの再生産に終わることになるでしょう。 アメリカ NYでの同時多発テロ。 そもそも同時多発テロそのものが、アメリカの行ったアフガン戦争の失敗、後始末をしないままアルカイダを見捨ててアフガニスタンから撤退した過去が もたらしたものです。
武装し、戦争に向けて軍備を増強すれば 国の安全、国民の安全が保障されるのか。 少なくとも、アメリカの歴史がそれは嘘だと教えています。
国民一人一人が自分一人で立つ力を持つこと。 元気にあきらめずに 前に進んでゆきましょう。 そう思っています。
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