820962 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

大吉にゃん

大吉にゃん

カレンダー

フリーページ

お気に入りブログ

九条太の手入れ New! choromeiさん

お灸効果か New! のらねこ087さん

塩田津でカフェ・オ… モコ0805さん

ドルの終焉 es5-無限さん

みひゃさん

コメント新着

 nowiwaf48861@ Helo_World4429 http://happy-hack.net/board/threads/%D0…
 http://buycialisky.com/@ Re:5年目の9・11(09/11) cialis soft 20mg safe takecialis and ba…
 http://buycialisky.com/@ Re:視野を広く(05/03) diferenca do cialis e viagramelhor cial…
 http://buycialisky.com/@ Re:思ったこと(10/30) cialis generika in deutschen apothekenc…
 http://buycialisky.com/@ Re:ミニキャロットの種を蒔く(05/16) cialis couplesgeneric cialis reviewldoe…
2015年03月05日
XML
カテゴリ:考えたこと

ネットのお茶室で知り合って 友達になった水晶さんという人がいます。
知り合って もう12~3年になるのかなあ。

彼女は私よりちょっと若く、しかし同時代を生きてきて、趣味も重なり話が合うので とても仲良くなりました。

東京在住なのですが、夏休みに岩手の私の家まで遊びに来て、他のネット友達も集まって、我が家で1週間の合宿OFFしたりもしていたのですよ。
(o⌒∇⌒o) ケラケラ


その水晶さんですが、彼女のお父上は プロの芸術家です。
母方のお祖父さんも本職の画家でした。

で、そういう家庭環境のせいなのか、遺伝子のせいなのか、(私が見るところ両方の要素が入っているんだろうと思うのですが)
小さいころから、絵画を観てその本質がわかったらしい。
それが普通のことなのだと 思っていたそうです。

少し長じて どうもほかの人にはそれが見えてないらしい―――と気が付いたらしいのですよね。


絵の本質を見る って何?って 疑問に思う人多いでしょう?

彼女にはピカソがどれほどの才能なのかが、実感できるのです。
彼の描いた絵そのもののエネルギーを身体で感じるらしい。

で、ピカソじゃなくても、力のある絵を見ると そのエネルギーに対抗しなくちゃならないので、自分の体力も使い果たす・・・なんてことがあるらしいのです。
そういう絵を一度に何枚も見たりすると大変で、くたくたに疲れ果て ヨッパ状態になったりもするらしい。

絵画酔いのできる人って 珍しいですよね~。

私はその話を聞いて びっくりしました。


私もね、芸術家じゃないけれど 一応絵を描いて生活していた時期があるのです。
ちょいと小金を稼いで、海外行って 美術館めぐりなんかもしていました。

バルセロナのピカソ美術館にも行ったし、マドリードの美術館にあったゲルニカも見ましたよ。

でもね、私は絵を観る回路が開いてなかったんだろうなあ。
絵をたくさん観て疲れたってこと ないですものね。

ああ、でも、スペイン旅行でプラド美術館とかトレドの教会とかで見た いくつかの絵は、今でも強烈に印象に残っている。
まったく回路が開いていないというわけでもないのかな。


とまれ。

人によって、見ている世界は全然違うのよ、ってことを言いたいわけです。

例えば 有名な絵画が展示された美術展に行くとするでしょ。

普通の人は その絵を観て、
 ○あ、これ美術の時間に習った絵だ。有名だもんね。
                        
 
 

 ○これは○○時代の代表的な絵なんだな。なるほど、パンフにはこう出ている。

 ○評論家のあの先生がこんなこと言っていたぞ。

 ○この絵 ○○億なんだってねえ。すごいなあ。画家が生きてた時には売れなかったくせに。

とかね。
絵そのものに向き合うんじゃなくて、絵にくっついた意味をあれこれ味わって、それで絵を観た、理解した気分になっているのがほとんどなんじゃないのかな。


水晶さんは、そういった付属物を全部外したところで 絵そのものと対峙できているんだろうと推測するのです。

絵を体験している、というか。

 

対人間も同じなんだろうと思うのですよ。

普通私たちは 他の人と向き合っても、その人の中身と向き合うのじゃなく
外見とか 身分とか、学歴とか さまざまな評価とかね、まとっている衣が その人なんだと勘違いしているんじゃないかと。

たぶん、人そのものは違っている。

人の中身そのものに 向き合っていける人間になりたい。
そんなことを考えているのです。

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015年03月05日 19時59分13秒
コメント(0) | コメントを書く
[考えたこと] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X