|
カテゴリ:考えたこと
水晶さんは 稀な恵まれた例だと思います。 だって、小さいころから絵画や彫刻や美術品がそこいらにたくさんあって、食卓での会話も芸術や文化に関して普通に話されていた―――って、まあ あり得ないです。 芸術に関しての経験値、レベルが 最初から違っているということですね。 うち 単なる兼業農家の貧農だったもん。
でもね、家が違うから最初から望むことできないかというと そういうものでもない。 人間すごいですよ。
実は、私も普通の人には視えていないものが視えるのです。 それはね、太極拳の勁 です。 何のことかわからないでしょ?(=^_^=) ヘヘヘ 太極拳の本質に通じるもの、真髄ともいえるものですよ。 太極拳は、柔らかく身体の緊張をほぐして バランスの中で動いてゆきます。 だからね、身体の中に緊張やこわばりがあると、勁力が通じない。断たれてしまう。 勁力の通じていない太極拳はどんなにきれいに動きや型を整えていても、それは本物じゃない、似せているだけのまがい物です。 でも、どうも勁力までたどり着く人はすごく稀みたい。 うちの教室の先生、太極拳は3段でA級指導員なのに、勁力全然見えてないもんなあ。 3年前、武術太極拳の2段試験を受けようと思って、その年は一生懸命練習に励んでいたのです。 毎日、ストレッチと站椿(立禅)と歩行練習を家の廊下で30~50分、練習すること。 真面目に真面目に毎日練習していたら、半年過ぎたくらいの時、突然腰の真ん中に棒が立ったような感覚が出てきたのです。 そしてね、その時から定型での長勁が自由にできるようになって、 まあ、これは身体の面での本質を見る眼、なんだと思うのです。 このことを水晶さんに話すと、わかるわかる!ってことが多いのですよね。
でもね、基本的に 皆 本質を見る力は内在している、と私は考えます。 だってね、この世界に生まれてきたんだから。 いかにその力を引き出すか、なんですよ。
でもね、自分の好きなことでそれをやればいいのです。 いつか絶対花が咲くんだろうと思います。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[考えたこと] カテゴリの最新記事
|