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カテゴリ:考えたこと
西から来ている雨がようようこちらにも届いた様子です。 これからは 一雨ごとに春の気配が強くなってゆきますね、きっと。
さて、私は相も変わらず しちめんどくさいことを ぽつぽつ考えながら暮らしています。 最近 注意をひかれているのが あのドイツのLCC航空の墜落事故です。 あの墜落事故原因は副機長の精神の問題が発端となったということに収束してゆきそうですね。 そっち方面ではなかったようですが、そういった 疑いを持った人間は私だけじゃなかったようです。 今の世界は 問題が起きるたびに IS関連やそうじゃないテロを連想させる状況になっているということですよね。 今回の事故は コックピットに副機長が一人になり、機長が操縦に戻れず 副機長の意志で墜落に至ったとのことのようですが、コックピットの中の人間がそう決めれば 絶対他者がコックピットに入室できなくなったのは アメリカの同時多発テロ 2001年7・11以来、ハイジャック防止のため…であったようです。 しかしね、今回はそれが逆に 仇となり、事故を未然に防ぐさまたげになった。 人間のすることには 必ず反作用がある、ということだと私は思うのです。 ヒューマンファクターが必ずそこにはある。
今回の事件の報道を聞き 前から思っていたことに連想が及びました。
以前TVで 最新の兵器開発についての番組を見ました。 その時にアメリカで開発されている 様々な兵器を紹介していたのですが、まあ恐ろしかった。 偵察や爆撃を行う無人機や 昆虫型偵察機 果ては自立型戦闘ロボットまで。 偵察機や爆撃を行う無人機は もうすでに中東の紛争地帯でアメリカ軍が使用しているそうですね。 イスラエルは ガザ地区との境界線パトロールに無人車両を使っているそうです。いずれこういう車両に人工知能を搭載し 自分で対人への判断もできるようにする構想もあるのだとか。
もう、本当にSFの世界です。
アメリカはあちこちで戦争を続けてきました。 しかし、自国の人命を守りたいという大義名分の裏に 敵の命は関係ないもんね、の意図が露骨すぎる。 敵とされた人たちの命の軽視だし、そこに住む戦闘とは関係ない市民の命の軽視でもあります。
そうしてね、そういった兵器を開発し使用する側の人間に徹底的に欠けているのが、そういった技術がいずれ自分の敵対する側に回って、自分たちやこちらの兵士や市民が攻撃対象になったら どんなことが起きるのか?という視点です。 あり得ないことではないのですが、そういったことはないことにしちゃっている。
もう一つ。 彼らはこの世界の現状への異議、今の世界状況への破壊願望 悪意 が煮凝ってできている集団のように見えます。 そして その悪意はネットを通じて 情報として世界中に発信されている。 それぞれの国の中に その悪意に伝染してゆく人間がいるだろうことが問題なのです。 間違いは絶対起きないのか? 兵器がそこにあるということは、使用される可能性が常にある。
人間は自分の分を超えたものを持ちすぎているのだと 私は感じます。 兵器も原発も、ですね。 何が命を守り、育て、豊かに生き延びてゆけるのか。 そう考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月29日 18時58分40秒
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