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2015年04月04日
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カテゴリ:考えたこと

さて、長く生きてきたからこそ 人間の一般的性質なるものが ある程度わかってきたって
ところがあるのです。

20年くらい過ぎると 人間社会は過去の体験を忘れてしまうのね。

いや、経験した本人は忘れないのだろうけれど、それを言い伝えることをしていないと、その体験どんどん風化して その後育った若い人たちには まったく違ったものとして幻想化されてしまうという。

2~3年前だったと思うのだけれど、ルーマニアの若い人たちの間に チャウシェスクの時代の方が良かったと懐かしむ風潮があると テレビの報道番組で伝えられ驚いたことがあった。
ルーマニアで1989年に革命が起きて、チャウシェスク夫妻が銃殺され、その後 チャウシェスク時代の圧政の様子が日本のテレビでも 特集を組み 放送されていた。

そういえば、圧政下でいかにルーマニアの国民が大変な生活を強いられていたかは 放送で知ったけれど、革命後のかの国の政治の変化や経済や国民の生活については何も知らなかったな。

でも、現代のルーマニアがチャウシェスク時代よりひどいってことはないんじゃないかと 思うんだけれど、本当のところはどうなんだろう?


しかし、それから間もなく、中国の若者の間に 毛沢東の時代を懐かしむ者が増えていて、毛沢東が再評価されているという報道があって、これまた驚いたのだった。


人間つくる社会で まったくいいところのない社会ってのはないだろうし、よい部分とダメな部分と両方があるのがふつうだろうと思う。

でもねえ、今の生きている時代に不満があるから、ちょっと前の時代を理想化して あっちの時代の方が良かったというのは あまりにお手軽すぎないだろうか。
歴史を学び、そこの意味するものを考えるってことをするなら、安易に幻想しないと思うんだけど。

いいところだけ焦点化して、頭の中でふくらまし、現状不満のはけ口にしているのかなあ。


そんなことをつらつら考えているうちに、

そういうことは日本でも起きているぞ?って思いついた。

例えばオウムのこととかね。
あれだけの事件を起こし、オウムは団体として危険であるという烙印を押され ずーっと公安警察の監視下にあります。

でも、最近は事件を知らない若い人たちを取り込んで 信者がじわじわ増えているのだとか。

いったん内部に取り込まれると 他の人の忠告や意見が頭の中に入りにくくなってしまうのねえ。


それから、今の若い人たちの右傾化ね。

戦時中の日本軍はとても立派でアジア諸国で今でも高く評価されているってことを 主張するけれど。

確かにその一面はあるのだろうけれど、日本軍の作戦本部は時に無能で無茶な作戦を実行して 軍人を無駄に戦死させたし、戦いに一般人を巻き込んで戦闘の中での死に追い込んだ。
沖縄の戦闘は有名だし、アジアの国でもそういった面はあったろうし。

戦後中国から開拓民が日本に帰国しようとしたときに、軍は一般人を見捨てて真っ先に退避したと聞いている。

戦争に入れば 本当にエゴむき出しの いろんなことが顕になったのだろう。


それから 経済のバブル。

バブルというのはだいたい30年ごとに起きるのだとか。

それは、前回のバブル崩壊の経験がない若い人が 社会の経済の中心になったときに 前回の教訓を知らず 同じ轍を踏むから…なのだそうです。

人間はいつまでも同じことをするのかなぁ。


文明はどんどんその時代の成果を積み立てて 発展させ 科学も文化もここに至っているけれど

人間の精神の発達は 一個人で終わってしまって それが社会に積み重なるってことはできないのだろうか。
もしかしたらインターネットの存在が、個人の限界の突破口になるかもしれないぞ、って思っていたのだけれど 今のところ そうでもないなあ、って正直思う。


まあ、あきらめているわけじゃないです。

私は私のできることをやってゆくしかないですしね。

というわけで、これからもぽつぽつ考え続けるのであります。






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最終更新日  2015年04月05日 11時02分45秒
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