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カテゴリ:考えたこと
さてさて、人がいかに世の中に対して また他者に対しても幻想を 実を言えば 幻想化しちゃうのは 当たり前ともいえるのです。 お釈迦さまの言っていた『一切が空である』って そういうことだと思う。
私たちは世界を自分の脳で理解しそれが現実・事実と思ってしまっているけれど、実はぜーんぶ自分の解釈にしかすぎないって ことなんだろう―――とね。 まあ、ここいらは かなり難しいので、略しちゃうとして。
今日は私自身の体験を書いてみます。 以前の私は 自分に自信のない人間でした。 まあ、ちょっとは才能あるし、頭の機能もそこそこあるんだけれど、なにせ社会適応能力が全然未発達というか、人とうまく付き合えないコンプレックスが強くてですね。 そこに いっつも劣等感をかかえていたのです。 でね、ちゃんと社会の中で立ち位置を持って、堅実な仕事について で、無意識に自分をその人たちの下においていたのです。 そうして、そういう自分の無意識の思い込みは 自然に雰囲気として周りの人たちにも伝わるのですよね。
でもね、人間って変わるんですよ。 53の年からじたばたじたばた 本当に必死で 自分と闘って自分を変えてきたんだと思います。
それで わかったのが、いかに自分が不要な思い込みで 自分自身を縛ってブレーキをかけて 生きづらい場所に自分を押し込み 不自由に生きてきたかということでした。 私は 怯えて小さい穴倉にこもって そこからおずおずと社会や世界に入れてもらおうとしていたんだけれど、そういう人間はそういう扱いしかされないのです。 そういった 無意味な自己否定も 私の抱え込んだ幻想でした。 でもねえ、本当にその幻想はリアルで力強くて 自分の作ってきた(育つ過程で埋め込まれた)単なる幻想と見ぬくまで 時間かかったし、そこから抜けるのもすごく大変だった。 ま、しかし、ここに至ってわかったのが、 他の人たちは すべて何らかの確信をもって 力強く生きているように 以前の私には見えていた。 それって 幻想でしたよ。 隣の芝生は青く見える、ですが、そういう意味のない幻想 みんななにがしか持ってるんじゃないのかな?
まずは、自分の軸と土台をつくること。 そうすれば、意味のない幻想から抜ける道が見えてくるだろうと思います。 あなたはあなただけ、あなたはそのままでいいです。 誰より大切な自分なんですから、自分の応援団長であることを覚えてやっていってくださいね。 自分が元気であるよう 自分を大切に♪ ですよ。
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最終更新日
2015年04月06日 11時06分40秒
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