820840 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

大吉にゃん

大吉にゃん

カレンダー

フリーページ

お気に入りブログ

異変 New! のらねこ087さん

今日のランチ New! モコ0805さん

インゲンの撤去に耕運 New! choromeiさん

ドルの終焉 es5-無限さん

みひゃさん

コメント新着

 nowiwaf48861@ Helo_World4429 http://happy-hack.net/board/threads/%D0…
 http://buycialisky.com/@ Re:5年目の9・11(09/11) cialis soft 20mg safe takecialis and ba…
 http://buycialisky.com/@ Re:視野を広く(05/03) diferenca do cialis e viagramelhor cial…
 http://buycialisky.com/@ Re:思ったこと(10/30) cialis generika in deutschen apothekenc…
 http://buycialisky.com/@ Re:ミニキャロットの種を蒔く(05/16) cialis couplesgeneric cialis reviewldoe…
2015年05月02日
XML
カテゴリ:考えたこと

さくらんぼ

庭のサクランボの花も満開です

生きていくうえで 何の問題も抱えてない人は誰もいないと思います。
お釈迦様は 生きることは苦である、とおっしゃったらしいですが、まあ、たいていの人は なにがしかの問題かかえている。

自分の問題はないが、社会や周りの人が問題だ!って感じている人も多いかも とは思いますが

実はそれも、自分の内部にある問題が 外に反射してそう感じてしまっているのです。


 ○私は無力だ
 ○私には価値がない

って、何の役にも立たない自己規定ですよね。
そんなものをなぜ抱えたまま生きていたのか。

そもそも なぜそんな人生のセッティングをしてしまったのか。

私の場合 育った家庭環境にあったのです。


ちょっと前、いつもの医院に高血圧の薬をもらいに行ってきました。

その時は混んでいて いつもより長く待たされた。
待合室の中で 私の前の席に親子連れが座っていました。
ちょっとふくよかで優しそうなお母さんと、その息子二人の兄弟。
息子さんたちは 年子のようで小学校低学年くらいに見えました。

お母さんはやさしく丁寧に 子どもたちに接し話しかけていて とてもいい雰囲気だなあ、と思いながら見ていたのです。
子どもたちもリラックスして でもわがままではない、かわいい様子です。

でもね、お母さんがトイレに立った時、その歩く様子を見たら、どうも腰に不調を持っているようです。

バランスが気になった。
腰が前に出ていて 身体全体のバランスが悪くなっている。
よっこらしょと言いながら歩いている感じ。

あのままの姿勢続けていると 絶対腰痛が来ます。
もう少し腰痛感じているかもしれないな。

でね、男の子ふたりの状態見たら、お母さんそっくりの姿勢なの。

お腹が前に出ていて、頭と胸が後ろ側に逃げている。

この姿勢続けると 腰や足によけいな緊張があるので、筋肉が固まり 身体の柔軟性がなくなります。
身体の硬い子どもから大人になっちゃうのね。

まだ子どもたち小さいから 今のうちにちゃんと身体の様子を見る能力のある 運動トレーナーなんかについて 訓練すればすぐに修正できるんだけれど。

日本でそういう意識持っている人 ほとんどいないから無理かなあ・・・。

何を関係ないこと言っているのか、と思われるかもしれない。


でもね、子どもの学習能力のものすごさ!を言いたいのです。

子どもってね、何もない白紙の状態で生まれれくるでしょ。

生きる術や 生きることのテクニックのすべてを その育った環境の中で学ぶのです。

普通の場合は、それは家庭、親ですよね。

言葉で教えられたものじゃない。

でもね、親の考え方生き方 世界のとらえ方から 身体の姿勢、動かし方、使い方、歩き方まで親のそれを学んでしまうのです。
修正なしに、自動的に!

本当にすごいですよ。



私も こんな否定的な意識をかかえて、そのまま生きてしまったのは、親のそれを写して そのことに無自覚だったからだと思うのです。

特に私の母親が
ものすごく葛藤を抱えて 苦しい人だったのだと思います。

それに この岩手の風土がね、自分を抑えて生きなければ 集団の中で埋もれて生きなければ そもそも生きることさえできなかった。
その長い長い歴史の中ではぐくまれた 人間観、人生観がものすごく抑圧的なものだったのです。

とにかく、我慢する、人の様子をみて それに合わせる。
目立たない。
本心は絶対外に出すな、従順に、人に失礼のないように。

田舎の人たちは 本当に人のうわさ話が大好き。

人がちょっとヘマしたり、失敗したり 不幸が来たりすると それが格好の美味しいおやつとなります。
それをおやつに茶飲み話に花を咲かせるわけです。

そういった噂話のまとになることは ものすごい屈辱だったのでしょう。

ずーっとそういう時代が長く続いていたわけです。

私の親たちもその縛りの中で 生きていた人たちでした。


そこで、自分が目立ってやりたいことをやると、とてもまずい。
成功しても失敗しても 人から目立つことはだめなのだ。

集団の中でまぎれて生きるには、他の人に合わせて静かに生きるに限る。

自分は無力だ、価値がないと思うことは 集団に従うための必須の自己規定だったのです。


ずーっと無自覚に無意識に

多分 日本人のほとんどが その意識の中で生きている。

今の日本の社会の息苦しさ、それぞれの人の息苦しさの原因は そこいらあたりにあるんだろうと考えています。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015年05月02日 09時15分19秒
コメント(0) | コメントを書く
[考えたこと] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X