ふと思い出して引っ張りだした写真。
若いころ　バリ島に観光に行って　その時に撮った写真です。
民家の玄関前にはこうして神様の石像が立っていて、家の方は毎日花を捧げてお参りしているのでしょう。
今も変わりなくそうしているんじゃないかと思うけれど、とても素敵でした。

東京の水晶さんとは　電話でよく話します。

先日盗作が話題になった時　東京オリンピックエンブレムについての話題に話がゆきました。

水晶さんは、あのエンブレムが発表された時からすごくダメだししていたのですよね。

で、そこのところがいまいち理解できていなかった　私は　なぜあのエンブレムがダメなのか教えてくれない？と水晶さんに聞いてみました。

その水晶さんの答えがすごいわかりやすかった！

まず、エンブレムの意味ですが、その時のイベントもしくは事象をシンボルとして表すものでなければならないと。
あの四角いエンブレムは、２０２０年に東京でオリンピックが開催される意味が全然表現されていない。
日本の東京であるということも
なぜ今なのかということも
どこにも何も出ていない。

w(°ｏ°)w　おおっ！！

言われればその通りなのです。

水晶さんは続けて言います。

１９６４年の東京オリンピックのエンブレムは　あの敗戦から立ち上がって復興を目指す日本の意識を見事に表していた。
エンブレムの意味がよく出ていた。

くらべて今回のエンブレムを見よ。
いかにダメかよくわかるじゃないか、と。

う～ん、確かに。
今回のエンブレム
どこぞのメーカーのポロシャツエンブレムくらいの重さしかないかもしれないぞ。（失礼ごめん）

彼女の説明を聞いて
エンブレムの持つ意味やデザインの表すものなど　勉強になりましたわぁ。

そうして、今回のオリンピックがどんなにか　経済とか見栄とかいうものに捉われて
本質とかけ離れた人たちによって誘致され計画され　運営されているのか　ちょっと見えたような気にもなったのです。

まあ　国立競技場のゴタゴタなんかにも　そういったこと透けて見えてますよね。

そんなことを考えつつ毎日過ごしています。

いやあ、それにしても暑いですね。

どうか　夏バテしないように　ご自分を大切にお過ごしくださいね。