さっき、庭に出たら柿の木のあたりで、ぶんぶん蜂が飛んでる羽音がします。
どれどれ?と見てみると、柿の花がちょうど今花盛りで、ミツバチが蜂蜜集めに飛び回っていました。
この柿の木、あまり大きくないのですが、例年たくさんの実をつけてくれます。
渋柿ですが、干し柿にするとけっこう美味しいので重宝しているのですよ。
去年は不作で 少ししか干し柿も作れず残念だったのでした。
それでね、昨日のことを思い出したのです。
私、今月から小学校で放課後ちょっとだけ子どもたちの学習のお世話をするという活動に入っているのですが、
そこで組んでいるKさんのお話。
Kさんは私よりちょっとだけ年配の女性の方で、たぶん田舎のそのまた山に近い小さい集落に家があるかたなのです。
でね、近くの祠のお社にミツバチが毎年巣をつくっているんですって。
例年、大きい巣を作るのだけれど、去年は天候不順だったせいか、とっても小さくてこのまま消滅しちゃうんじゃないかと思っていたそうです。
でも、どうやら無事に冬を越して、今年も巣作り子育て蜂蜜集めに頑張っているのだそうです。
それって、西洋ミツバチじゃないだろうな、自然に巣を作っているなら日本ミツバチ?って聞いたのだけど、そこまではわからないそうですが。
その巣に集められた蜂蜜、誰かが収穫してるんですか?って聞いたら、うちが別当だからうちで収穫しています、という答え。
う、う、うらやましいぞ!!!
天然100%の純粋はちみつですよおおおお!!!!
皆無じゃないだろうけれど、それって奇跡に近いんじゃないか?って思ったことでした。
わざわざ、山に入ってミツバチの巣さがししなくて、近くのお社に巣作りしてくれるなんて、日本昔話みたいだ。
と、私にとってはとっても憧れの夢話でした。
機会があったら、その巣観に行きたいなあ。
(実はけっこう虫好き)