大麻・リチウム・ぺロトン・ビヨンドミート・・・投機家は振り回す。
リビアンが話題になっているが、題に書いた様に別に珍しい事ではない。ただライトトラックという米人にとってはちょっと琴線に触れる商品ではある。日本人はこれをトラックと思うだろうが、スポーツカーと考えた方が良い、広大なカントリーサイドの米人にはこの車はカッコイイスポーツカーなのだ。それにリビアンの価格はわからないが、F150ライトニングは補助金でガソリン車と同等の価格になる様だ。フォードが進める屋根の太陽電池と組み合わせれば、がぶ飲みのガソリン代と合わせて電気代も節約できるといういかにも環境志向の訴求性が高い商品群だ。車庫の屋根の太陽電池で車に充電、これはフォードとは無関係のある銘柄のヒントだ、バロンズに有るので興味の有る人は調べると良い、推奨はあまり買わないが私は先日買った。F150ライトニングのパッケージを見れば逆にスバルの株価が上昇した方が変に思える。ライトニングは、911の様にエンジンルーム部分がトランクになっている。FRモーターが下側に貼り付いているからだ。正直西洋人はこういう割り切りが良い、日本人は割り切りが悪いからだらだら駄目になる。こういう変革期、一所懸命がネガティブに働く。何度か言ったがバフェットさんが言われた様に、底に穴の開いた船は娘の婿にしたいような優秀な人間がマネージしても駄目なのだ。日本人は沈みかけた船をがむしゃらに復活させた様な物語が好きだが、西洋人はネズミの様に沈みかけた船からはさっさと逃げる、だから新陳代謝が進み生産性が上がり給料が上がる。まあ読者の皆さんはこのDecade古い物にしがみ付いて日本丸と心中してしまわない事だ。基本的に米人は、ジャガイモの病気で食えなくなった英人がメイフラワーで新天地を求めたDNAを持っている。まあ私の祖父も満鉄勤務で奉天に住んでいたそうだから、私のDNAもそっちに近いが。とにかく、このDecadeは株式のテーマが絞れない程変革のテーマが多過ぎる、そして生憎日本にとって良い事は何もない。頭を上書きし、何が値上がるかよく考える事だ、それが自分を助ける道だ。ほとんどの日本人は古い間違った事を信じている、バフェットさんが言う所のバックミラーを見ているという奴だ。知る者は言わず、言うものは知らずと言う中国のことわざが有るが、異端者の烙印を押されるから知る者は言わない。私はずーっと異端者だったが、よく冷や飯に耐えたなあと今頃になって時々思い出す。出世の亡者も定年すれば終り、その後の20年人生は能力のレベルに収斂する。胡麻すりの世渡りでは能力は上がらない。まあ低能ではそんな時間軸全体最適ははかれない。そう習政権には時間軸全体最適が有るから興味深い、だから中国株は難しいが面白い。