テーマ:読書(8500)
カテゴリ:本の足跡_読書記録
勤務先で、ひたすらハンコの捺印作業があったり、いろいろな書類にいろいろなハンコを押すので、興味を持った本がコチラ。
現場で役立つ! ハンコ・契約書・印紙のトリセツ [ 鈴木瑞穂 ] 現場で役立つ! ハンコ・契約書・印紙のトリセツ [ 鈴木瑞穂 ] 「ハンコ」、「印章」、「印影」、「印鑑」の違いは? 「契印」、「割印」、「訂正印」、「捨印」、「止印」、「消印」の違いは? …それぞれの違いを知ると、間違った使い方をしていた用語もあって赤面ものです…(^_^;) 「割印」と呼ばれる捺印作業があるのですが、どの作業も正しくは「割印」ではありませんでした! 製本した契約書で、契約書と帯の両方にかかる捺印は「契印」、 契約書に貼りつけた収入印紙への捺印は「消印」。 どちらも「割印」と呼んでいましたが、正しい呼び方と、それぞれの意味・目的を知り、納得! 銀行口座開設やクレジットカードの申し込みなどではおなじみの「捨印」も、押さなければならないものと思い込んで、「捨印」の意味するところをよく理解しないまま押していましたが、押さずに提出しても問題ないことに目からウロコ! 訂正が必要なときに捨印がなければ、書類のやりとりが発生することになります。 書類のやりとりがあるということは、訂正部分を自分の目で確認できるということ。 ちゃんと訂正部分を確認したいと思ったら、捨印を押さないという選択肢もありなんですね。 会社のハンコには、代表者印、銀行印、角印(or社印or社判)などがありますが、書類の種類とそれぞれにふさわしいハンコは??など、経験的に「知って」いるけれど、人に説明できなかったことが明確になりました! 仕事ではハンコに縁がなくても、銀行印や実印の意味や必要性など、日常生活の中で「あぁ、だから必要なのか!」とイメージできることも多く、わかりやすい説明です。 「契約書」がなくても、「契約書」に不備があっても、「契約」そのものは成立する とか 「収入印紙」が必要な「課税文書」とはどんなものが該当するのか? とか 「契約書」と「覚書」の違いは? などなど 営業部門で働いている当時は、こういうときは必要書類はコレとコレと必要な契約書をパターンで覚えて、イレギュラーなケースはその都度調べて確認しながら対応していましたが、「契約」と「契約書」の基本を知っていれば、もっともっとラクだったのになぁ~と思うことばかりでした! 営業部門で仕事をしていれば、必ずお目にかかるであろう、 「基本契約書」+「個別契約書」 とか 「覚書」 とか 「見積書」+「発注書」+「請書」+「請求書」+「領収書」 とか こうした書類に触れることがある方は、一読しておくことをおススメします。 今回は図書館から借りて読みましたが、もし、私が独立して仕事をするなら、この本は必携書のひとつになること間違いなしです。 そして、仕事でもプライベートでも役立ちそうな本をもう一冊。 国語力のない私でもガッカリするくらい残念な国語力の部下のメール指導に苦労していた当時に読みたかった本がこちら。 「もっとわかりやすく、簡潔に」と伝えても、どの状態なら「わかりやすい」のか、何文字なら「簡潔」なのか、それが「部下にとってわかりにくい」のです、と書かれていて、そりゃそうだ…と反省するばかり…(汗) こちらの指導力不足で、お互いにツラい思いをしていたんだなぁ…と当時を思い出しました(^_^;) その文章、キケンです! [ 小田順子 ] その文章、キケンです! [ 小田順子 ] クレーム対応の謝罪文のせいで炎上騒ぎになるなど、残念な文章の危険性から始まり、 読解力がない部下には「読解テンプレート」、 文章力のない部下には「回答テンプレート」と、 客観的な指導ツールの有効性や、 指導のための校正ツールなどの紹介、 読みやすい文章のルールや「助詞」や「接続詞」の使い分けなど、 自分の文章を自分で校正するのにも、有効なアイテムや方法が紹介されていました。 アフィリエイターやWEBライターの方が、「魅力的な文章」を書く前提として、「わかりやすい文章」のルールを知っておくのにも役立つ一冊だと思います。 こちらも図書館から借りましたが、折りに触れて読み返したいので、購入して手元に置いておこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.08.23 14:01:02
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