カテゴリ:本の足跡_読書記録
冷え取りファッションをあれこれ眺めても、自分好みのテイストで参考になりそうなアイテムや組合せはなかなか見つかりません。
年齢を重ねるほどに、 ゆるっとしたシルエットや ふわっとしたボリューム感が、 なんというか…だらしなく見えるんですよね… 年齢のせいというよりは、年齢とともに体格のシルエットがぼんやりとしてきたせいもあると思うのですが… そんなわけで、具体的なアイテムやコーディネートよりも、おしゃれ哲学を知りたくて、ファッション誌で活躍されている方の本を読んでいます。 VERYエディターの高橋志津奈さんの本。 中学お受験~大学生くらいのお子さんがいらっしゃるママさんの「オフィスカジュアル」スタイルの参考書、という感じでした。 いわゆる「こなれ感」とか「ぬけ感」というおしゃれがどうにも苦手で、だらしないおばさん風になってしまいますが、この悩みからしておしゃれ入門のスタート地点にも立っていない気がしてなりません…(^_^;) 唯一だらしないおばさんにならないための努力のひとつ、美容院。 信頼できる美容師さんに、年相応にだらしなく見えないように、とオーダーしてカットしてもらっています。 カットしている間に用意される雑誌は、たいていは、マリソル、Domani、STORY、など40代向けコンサバ系。 先日目の前に置かれていたのは、Oggi。 《電子版》 …ターゲット年齢からは大きく外れているチョイスなのでは……と思いながら、ページをめくると、創刊25周年を振り返る特集記事が! 《書籍版》 1992年創刊だそうで、当時自分も社会人ビギナーの頃。 世の中の流れとファッションのトレンドを振り返るコンテンツを読み進めていくと、20代、30代、40代と自分の人生と確かにシンクロしているのに、雑誌のターゲットは20代のままで、自分はすでに40代といつのまにかこんなに距離が離れていることに気づいて、なかなか衝撃的でした(笑) 仕事用のスーツといえば上下揃いのセットアップが当たり前だった25年前に比べれば、オフィスカジュアルの定義もかなり幅広くなってきましたね。 最近のトレンドのパフスリーブや袖口がひろがったデザインのブラウスをかわいく着こなす20代のお嬢さんが職場にもたくさんいるのですが… Oggiでも紹介されていたし、かわいいし、似合っているし、ファッションとしてはありだと思うのですが、山ほどの書類を扱う事務作業が大半…という職場では、長袖の布がひらひらしているのはいかがなものかと…と眉をひそめてしまうのは、彼女たちの母親に近い年齢のせいでしょうか…(^_^;) 書類箱を運んだり、シュレッダーにたまった紙くずをまとめて捨てたり、と意外に力仕事も多い事務作業。 ファッション雑誌に出ているような服は、仕事場では機能的ではないとわかっていてもおしゃれしたい乙女心。 20代の娘さんたちのファッションを眺めていると、乙女心をすり減らしながら、歳を重ねてきたことを、自覚させられます…(^_^;) そして、冷え取りファッションは引き続き迷走中…(笑) 書物、書籍、本
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最終更新日
2017.09.19 16:13:30
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