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テーマ:時事放談(50)
カテゴリ:法律
石破茂議員が衆参両院本会議で首班指名を受けたようだ。 今日岸田内閣が総辞職したので、この後、天皇の国事行為により任命されれば、晴れて石破氏が内閣総理大臣になる訳だ。 ところで、自民党総裁選のあった9月27日から今日10月1日までの間、予想していた通りだったものの、実に情けないことが行われていたので、やはり触れておかねばなるまいて。 報道によると、石破氏は9月30日、党本部で衆議院の解散方針を明言した後、記者の質問に対し、解散権を握る首相への就任前に投開票日まで言及するのは「おきて破り」だと認めたそうだ。 さらに、石破氏が「最短日程」にこだわったのは、先送りすれば、総裁選や新内閣発足の熱が冷めかねないからであり、森山裕新幹事長もこれを懸念したため、「早期決戦」を強く求めて30日の表明を後押ししたとのこと。 もしも、一議員が内閣総理大臣も天皇も超えて、勝手に衆議院の解散を表明したのなら、クーデターか革命かと言われかねない話だが、そうならないのは、要するに今度の解散が自民党の党利党略であり、組織一体となって決めたことだから、というわけだ。 つまり、国民に信を問う大義はないという事だ。 石破氏は総裁選で「自民党はルールを守る」と言っていたが、これ、「掟破り」どころか「憲法無視」なんだがな(こんなグダグダやりたい放題でいいのか、有権者!)。 いや~、これで万が一、総選挙で議席数など伸ばそうものなら、「自由立憲党」の石破総裁とおなじく「自由立憲党」の野田代表は消費増税路線の人物なのだから、大増税時代確定になりかねない。 普段、政治的な発言などしない芸能人が「石破さんなら自民党を変えてくれそう」などと無責任なことを総裁選前に言っていたが(事務所に金が動いたのだろうか)、なんの覚悟もなしにイメージ操作だけはしてくれる芸能人は、もう勘弁してほしい。 さあ、月末の総選挙で、有権者の見識がとわれるぞ(ではまた)。 ~日本国憲法~ 第6条第1項 天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。 第7条 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。 3 衆議院を解散すること(3号のみ、一部抜粋)。 第69条 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、10日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。 ~日本国憲法~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/10/01 04:35:22 PM
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