復活に涙
今日から今月の仕事がスタートした。私の仕事は・・・の検針のおばちゃんです。2ヶ月に一度決められた地域を検針して回ります今日は朝8時に出発して夕方5時半近くまでかかるハードスケジュール(昼抜きです)5月の検針の時いつもはいない場所にわんちゃんが移動してて突然吠えられて咬まれても困るので家の方を呼んだ「実はね、もう全然ご飯も食べないからここの日陰に移動したの」「そうなんですか・・・」「もう3日も食べてないから・・・またいで行っても大丈夫だからね」身動きもしないわんちゃんをまたいで奥にあるメーターの検針をしてきた。ご主人も出てきて「もう15年生きてるから寿命かもな・・・」「・・・・」 私は「次回の検針の時ここにわんちゃんがいたらまた、またいで行かせてもらっていいですか?」「・・・・」「・・・・」ちょっと言い方が悪かったかな・・・2ヶ月も持つような状態でないのは誰が見てもわかるそして今日検針に行くとあのわんちゃんがいましたそれもいつもいる犬小屋のほうにちょうど奥さんが出てきて「わんちゃん、元気になったんですね」「そうなのよ、連休の時はもうだめかとおもったゎ」「よかったですねぇ食欲もあるんですか」「5時になると催促するようになってね」私は涙が出てきた。奥さんがびっくりしてるので「私が昔飼ってた一番好きだった犬にそっくりなんですよ」と、説明した。私の犬は「たんぽぽ」という名前の真っ白な小型の雑種だった高3のとき我が家に私が捨て犬をもらってきた。この時もうすでに3匹犬がいたのだが両親は何も言わず飼わせてくれた。大学の時、母から長い手紙が届いた。「タンポポが鶏肉の骨が内臓に刺さって亡くなった」という手紙だった。私はずっと泣いた。泣いても泣いても泣ききれないくらい泣いた今でも「たんぽぽ」を思い出すと涙が出てくる。その「たんぽぽ」に似ているいつも検針の時、気になっていた。今日はまさか回復してるなんて思いもよらなかったので本当に嬉しくて涙が出てきた。9月もどうか元気な姿を見せてくださいね鶏肉の骨は溶けず、縦に割れささくれ立つので犬には絶対食べさせちゃダメなんです。初めて知りました。つらい経験です。