37週0日
今日は去年の11月に稽留流産した風ちゃんが無事に育っていれば、37週0日の日です。37週0日は彩ちゃんがお空に還った日。そして正期産の範囲に入る日。きっと風ちゃんが無事に成長していたら帝王切開してたであろう日です。予定日は6月15日だったけどお腹にいると分かってから予定日より今日を意識していました。お空で元気にしてるかな? 風ちゃんは鬱になりかけていた私の心を正常に近い状態に戻してくれた子。彩ちゃんの死産後妊娠出来るか分からない私の体でも妊娠できると教えてくれた子。彩ちゃんが帝王切開だったから死産後1年近く解禁できる日を待ち続けて来てくれた子でした。すごく嬉しかった。病院に通ってた一ヶ月ちょっとの間はすごく幸せな気持ちとものすごい不安でいっぱいでした。そして一度辛い思いを経験しても次は大丈夫なんて保障はないし、何をしてても無事に産まれる時は産まれるのと同じようにお空に還るときもやっぱり何をしても防ぎようがないときもあるから、あれこれ悩みすぎず自分に起こる出来事を受け止めて生きるしかないって気づきました。風ちゃんとの思い出は、双子かもって言われたこと。結局違ったけど、双子じゃないって分かるまでの2週間は帝王切開したお腹がもつのかなってすごく不安だったり双子ちゃんのいる生活を想像して楽しかったりもしました。あとは手術で一泊入院した時に小説の「東京タワー」を読みきったこと。あまりにも私が寝ないから助産師さんが心配してました そして病院にいる新生児を抱っこさせてもらったこと。彩ちゃんの死産後赤ちゃんとの接触を避けてきましたが、彩ちゃんの時から知ってる助産師さんばかりだからお願いして抱かせてもらいました。すごくかわいかった。我が子はもっとかわいいだろうなぁって思いました。次は我が子を抱きたいって強く思いました。そして死産・流産と続いてしまい、私はこの病院で出産するべき人間ではないんだ。やっぱりNICUがあってハイリスク妊婦をみてくれる病院に通おうと思いました。そして今通ってる病院に通い始めてその後お腹のチビちゃんが来てくれました。風ちゃんがいてくれたら今のお腹のチビちゃんとは出会ってないわけで人の縁というのは本当に不思議なものだなって思います。 風ちゃんのことはうちの両親と天使ママの友達と数人の友達しか知りません。でも9週間私のお腹にいてくれてたくさんのことを教えてくれた風ちゃんを忘れないし、風ちゃんには感謝の気持ちでいっぱいです風ちゃん、ママを元気にしてくれてありがとう