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テーマ:DVD映画鑑賞(14194)
カテゴリ:映画&ドラマ
映画「あの花が咲く丘で、また君と出会えたら」。 2023年公開。 汐見夏衛さんの小説「あの花が咲く丘で、また君と出会えたら」の映画化。 高校三年生の加納百合(福原遥)は、母と喧嘩をして家を飛び出し、一晩、裏山の防空壕で過ごし、翌朝目覚めると、外の様子がまるっきり違っていたのです。 なぜか、1945年の6月にタイムスリップしていたのです。 百合は、ツル(松坂慶子)が営む鶴屋食堂で働きながら、そこに通ってくる特攻隊員たちを知るようになります。 その中の一人、佐久間彰(水上恒司)に、何度も危ないところを助けられ、次第に惹かれてゆきます。そして、彰は、なれない生活を送る百合を気遣い、一面に百合の花が咲く丘に連れて行ってくれたりしたのです。 そして、とうとう特攻隊員たちに3日後に出撃命令が…。 百合は、初めて彰に想いを告白し、特攻に行かないでくれと頼むですが…。 特攻機に乗り、出撃する彰が、最後に百合に残したのは、美しく花開いた百合でした。 彰の飛び立つ姿を見て倒れ込む百合。 そして、目を覚ますと現代に戻っていたのです。 学校の社会科見学で、百合が訪れたのは「特攻資料館」。 そこに展示されている写真には、百合が鶴屋食堂で知り合った特攻隊員が。 …そして彰が百合へ想いを綴った手紙もあったのです。 戦後に生まれ、戦争を知らない私は、いつも思うんですよねえ。 片道の燃料のみの特攻機に若い命を乗せて、何の意味があったんだろう~って。 切ないけれど、心温まるよい映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月22日 00時18分15秒
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