あれから2年
今日7月16日は、2年前に新潟県中越沖地震が起きた日です。午前10時13分23秒、地震の規模はマグニチュード6.8、新潟県柏崎市、長岡市、刈羽村、長野県飯綱町では最大震度6強を記録したそうです。この地震により、新潟県では15名もの尊い方々が犠牲となり、重軽傷を負われた方が2,315名、建物の全壊が1,319棟、大規模な半壊が857棟、半壊が4,764棟、建物一部損壊34,659棟にも及ぶ大変な被害が発生しました(フリー百科事典「wikipedia」2007年・平成19年12月14日 15時現在による)。私は、この災害をニュースを通して知ったとき、「大変なことが起きたな・・・被災地の方々はお気の毒だな・・・」と思いましたが、それでは「被災地から遠く離れた自分が、被災地で今まさに苦難な状況を強いられている方々に対し、具体的に何ができるのか、何をすべきか」とまでは、考えが及びませんでした。その後すぐに、大好きなアーティストKOKIAさんが、被災地のファンの方へ贈られた「私にできること」という歌が、罹災された現地の方々が耐え難い苦境の中、正面から困難と向き合い、「復興」に向けて強い意志をもって頑張り、助け合っていかれるうえで、かけがえのない歌となっていく様子を知り、そのことに深い感銘を受けました。「私にできること」・・・新潟県中越沖地震では、結局私自身にできたことは何一つ無かったのですが、この歌が成長を遂げていく過程を拝見し「あぁ・・KOKIAさんは、『私にできること』をされたなぁ。自分も普段の生活の中でも、私にできることをすることの大切さ・・・行動することの大切さを教えてもらったなぁ。」と感じました。そして私自身も、この歌をきっかけに現在では、柏崎に大切な友人達を得ることができました。誰かが苦境に立たされているとき、その誰かのために「私にできることは何か?」を考え、実際に行動できるということは、私は素直に「賞賛に値する勇気ある行動」であると思います。少なくとも「無関心」でいるよりは、何倍も素晴らしいことだと思います。普段の生活の中でも、「私にできること」に気がつくことができるようになりたいと思います。 ・・・少し話しが逸れてしまいましたが 現在なお、ご復興に向け、またお心のご回復へ向け、頑張っていらっしゃる皆様へお体には十分お気をつけて、どうか頑張って下さい。一日も早いご復興、ご回復を謹んでお祈り申し上げます。