我が家のささやかな贅沢な一つに

「近場だけどあえてホテルに泊まる」

というのがあって、遠出はせずイベント的にホテルに泊まったりする。


（要は現実逃避？）







で、「結婚記念日どこかに泊まろうよ～」と前からオットが言ってたのだけど

ずっと体調も悪く機嫌も悪かった私は、喧嘩の際に



「あのね～。私は全然結婚記念日なんて祝いたくない。

　むしろ　呪われた日だから。わかる」



とぶちきれていたのだ。





といいつつも自分に甘く、他人に甘い私は結局予約をとって、

チェックインの時間にはしっかり娘とホテルに入って（オットは仕事帰りに合流）

「あ～ひろびろ」なんていっていたのだけど。




ことは晩御飯のとき。





いつもなら夜１０時ぐらいまで平気で起きている癖に、

９時すぎにご飯を食べていると、眠たさのあまり娘が椅子から転げ落ちそうになっている。






幸いホテル内のレストランだったので、オットがとりあえず

部屋に娘を連れて帰って再度食事に戻ってくることになった。





で、オットが戻ってきて、食事再開。


食事はほとんど終わりに近かったので、２０分後には部屋に戻り、

カードキーで扉を開けようとした。






エラー





何度やってもエラー。





そこではっと気がついた母親の感。




チェーンかけたな・・・・・。(￣ω￣；)






娘はそういうところはしっかりしてるのでオットが部屋をでた後チェーンをかけたのだ。

私が娘を部屋に連れてきたなら「チェーンかけたらだめだよ」

の一言を言い残して出るのに、我が夫にそんな機転があるはずもなく。






フロントに頼んで、とりあえずキーは開錠してもらったものの、

チェーンまではどうしようもなく、2センチ以上扉は開かない。






ホテルの廊下から、小声でなおかつ大声で（←わかる？）


「おおおおお～いい。おきてええ。おおおお～いい。」

と呼ぶものの、一度寝た6歳児はびくともせず。



フロントから電話をしようがもちろんそのベルで起きることもなく。(Ｔ▽Ｔ)ノ





私「おきない・・・」


オット「おきない」


係りの人A「おきませんね・・・・」


係りの人B「おきませんね・・・・」





と起きないことを大人4人でただただ確認しあうだけ（涙）






係りの人A「・・・・チェーン切りましょうか」

私「き、切る？い、いくらですか？（ど、どれだけ弁償？）」

係りの人B「5000円ぐらいです！」




・・・・・最初は何万かと思ったので一瞬安いと思ったけどやっぱり高いorz






けれど他に選択肢もなく、結局係りの人が90センチほどのニッパー（？）を持ってきた。



（あ～これならチェーンもらくらく切れそうよね・・・ﾌﾌﾌﾌﾌﾌ）（←どうでもよくなってきてる）





ほんとに10秒で切れたし。







料金はチェックアウト時に払うということで速やかに一同解散。







私とオットはなんだかぐったり疲れ果てて部屋に入った。（記念日だというのに）




娘はもちろんベットの上で、おパンツ丸出しのまま平和に爆睡中。









・・・・ほらね　やっぱり　　呪われてた・・








　そして朝。

　娘に「チェーンかけてねたから入れなかったんだよ！！」

　と顛末を話したところ　　



　
(≧∀≦) ｴﾍ　





　の一言で済まされたのであった。








　（結論）結構疲れた記念日だったぞ。ふうう。



おまけ。さよならチェーン