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デコボコ日記

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2011年11月03日
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インフルエンザの予防接種を受けたところがかつてなく痒いデコです、こんにちわ。

家族三人で先日ようやく受けたんですが、私だけ腫れあがって痒い。

ちなみに折りしも同じ日に接種した広島の父に至っては接種したところがひどく痛み高熱まで出したそうな。

親子って似るんですね。。。


そんなことを考えていたら、あー親子ってホント変なとこに限って似るよねというエピソードを思い出してしまった。


私は父と似ている。いろいろ似ている。
そして母とは似てないし気も合わない。

しかし、今は二重バッチリの母も学生時代はぼってり奥二重でその頃の写真を初めて見た時は『この頃のお母さんと私ってちょっと似てる?』と思ったりしたもんでした。

で、ずいぶん前になりますが、母のすぐ下の妹(つまり私には叔母。母は三人姉妹の長女。三女だけ歳が離れてる)から聞いた話を今回思い出しまして。


多分母も叔母もうら若き乙女だった頃。

おばあちゃん(彼女らの母親)が入院することになり、おばあちゃんは長女にお金を渡して入院用にパジャマを買ってきてくれるよう頼んだそうですが、何を思ったか母はシルクの高~いパジャマを買って帰ってきたそうです。

しばらく経っておばあちゃんは今度は次女(この話を私にしてくれた叔母)にまたお金を渡して同じ事を頼みました。
お買い得の無難なパジャマを買ってきた次女におばあちゃんは

『普通そうだよねー!!シルクは無いよね!!』 ←大阪人だし言葉尻は違いますが

とゆー感じになって、長女の失態について次女に語ったそうです。


で、それを、
あんたのお母さんこんなんやってんでー入院でシルクやなんて!と聞かされた時は
マジかよ、おふくろ!みたいに思ってたんですがちょっと時間が経ってからふと自分にも同じようなというか全く同じ経験があることを思い出しました。


『これで花束を買ってきてもらえませんか?』

と忙しくてどうしても買いに行く時間の無い友人にお使いを頼まれました。
学生時代、といってももう大学生の時の話です。

相手は友人にとって大切な人で、まさに大役を任され「こりゃセンスの光る豪華でいいものを!」と張り切ったのを今でも覚えています。

しかし当時の私はまさに世間知らずでした。
花の相場を知らないばかりか「これで買ってきて」の意味がわからなかったのです。

当時の私も、そして恐らく母も、渡されたお金を見て
「これで買ってきて」=「この金額の範囲内で良い品を買ってきて」=「○○円相当のものを買ってきて」と勘違いをしてしまったんですね。

確かに花束としては異例の大金だったと思います。
出来上がった花束も豪華で、というかすごい重かったのですが、こんなに気合の入った花束なんて相手はよほど大切な人で気合が入っているなと感心したものでした ←私大バカ

今ならわかりますよ。
「程よく良いものを買ってきて、これだけあれば余裕で足りるとおもうけど」という意味なことは。

もっと少ない金額で足りる事はわかってるしお財布にもあるけど、万が一があっては困るのであえて大きなお札を渡すのがお使いを頼む時にすることだってことは今ではわかります。

しかし当時はわからなかったんですねー・・・
迷いもしませんでした。

花屋に行って希望の花束のイメージを伝えて

『これで』って、渡された金額そのままを花屋に見せましたもん。

そりゃー花屋も張り切って作ってくれましたよ(^^;

だから当時の私に誰かが『パジャマ買ってきて』って言ったらきっと母と同じことしてたと思います。

安いのスルーして預かった金額上限いっぱいの中で出来るだけいいもの、それは質なり柄なりですが、そういうものを探して買い求めたと思います。

用途やイメージに合ったもので安いのが見つかればそのほうがイイに決まってる!という感覚が基本乏しかったのですね。

高価なものが良いものであり、それなりの金額を渡されて任されたのだからそれ相応のものでないといけないという固定観念と世間知らずが成した業だと思います。
「いいものを安く」「よく見えるけど実はお手ごろ」「お買い得」という感覚、当時は全くありませんでした。


そんな私ですが、今では靴下屋の隣の雑貨屋でひっそり売られている一足105円の靴下をルンルンしながら買う人に成長いたしました。

そして年末年始に我が家にしては大きめな花束を花屋にてオーダーする頃になるといつも心がチリチリと痛むんです。

ガキの使いもできないオレですいませんでした・・・と最近めっきり会わなくなった友人に今更思う。

母は思い出すことがあるのでしょうか。

なんか、もう、ホントに、大抵の手痛い失敗や思い出なんて今に至るまでの階段さ~♪くらいにしか思わないオレですが、出来ることならあの時に戻ってやり直させて欲しい!と思う失態のひとつです、この一件は。

私が今になってもこんな風に思い出すのだから、お使いを頼んだ側の人はきっともっとイヤ~な感じで思い出すのかな。
それとも超嫌な出来事として封印されてるのだろうか。

どちらにしてもキビシイです。
キビシすぎて直接本人に謝るのが痛い。話を振ることさえ辛い。

というわけで、もしこれ見てて「あ、自分宛てだ」とわかったらそっと受け取ってください。

あの時はホント、マジごめん。マジで。








<昨日のご飯>
夜:ご飯、味噌汁、肉団子と野菜の煮物(椎茸、人参、サツマイモ)、エノキとキュウリの金胡麻和え
<今日のご飯>
朝:食パン、りんご、カフェオレまたは牛乳
昼:移動中の車内でおにぎり、夫はコンビニのデザートやらフランクも
夜:いとこ結婚式@マンダリンオリエンタル







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最終更新日  2011年11月15日 00時01分56秒
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