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カテゴリ:地元情報(堺市その他)
日曜の読売朝刊の「書評コーナー」をいつも楽しみしています(特にキョンキョンの)・・・
今日はそこに「中国人がいつも大声で喋るのはなんでなのか?」と言う本の書評がありました・・・ 中国人が大声で主張するのは、自信と誠実さを示す美徳だと評価され、学校教育で繰り返し奨励されているという意外な事実があるようです・・・ 確かに台湾に旅行に行った時も、台湾人が中国旅行者の大声で喋る煩さにはウンザリしていました・・・ しかし、そういった子供の頃からの学校教育が根底にあったのですねェ・・・ 振り返って、地元泉州の特に繊維産業が盛んだった農村地帯である、和泉市から岬町にかけての「山手地区」の人々は(わが町も含め)、一般に声が大きいと言われます・・・ しかし、それは教育でも何でもありません・・・ 繊維産業の工場(織物、紡績、タオル、毛布、ニット、撚糸、染色、サイジング、荒巻整経、へた巻きワインダー)内は、機械音がうるさく(特に織物工場では100デシベルもあった)、大声で喋らないと会話が出来なかったからです・・・ 実はそういう「悲しい歴史」の積み重ねがあったのです・・・ 事実、両親も私も長年そういった環境で働いていましたので「難聴」でした・・・ 同業者の経営者や従業員の殆どが難聴に悩まされ、それゆえ声が大きいのです・・・ 繊維産業を経営していなくても、従業員なら家に帰っても大声で喋るので、当然奥さんや子供も大声で喋るのが普通になると思うのです・・・ 繊維関係でなく農業であれば、広い田んぼで働いている時は、大声で「オーイ!」と喋らないと「隣」で働いている人に聞こえないと思います・・・ 小学校の頃は、お父さんで純粋なホワイトカラーのサラリーマンは少なく、クラスで家の仕事が専業兼業含め繊維と農業というのが80%くらいはあったように思います・・・ 長年大声で仕事をしなければならない環境が続けば、そういうDNAが育つのも無理ないでしょうねェ・・・ 30年前に家内が泉州でも割と浜手地区の「町」から嫁いできたときに一番ビックリしたのが、町内の人達が道で「大声」で世間話をしていた事らしいのです・・・(笑)。 ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.08.03 05:57:15
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