少子化なのに学習塾全盛？

2013.04.22

カテゴリ：ビジネスのアイデア？

株式を公開している上場の約２０社の学習塾・予備校のうち、半数近くが過去最高利益だそうです・・・

この少子化で、子供が減っているにも拘らず・・・

　

子供が減った分、１人にかける教育費が増えたのか・・・親の所得格差が開き、高額所得者層が増えたのか・・・

学習塾が過去最高利益を出したのには、これまでの「受験=集団指導」という定石に風穴を開け、「個別指導（先生１人に生徒１～３人）」に方向転換した事が効を奏したと言われています・・・

まァ、集団寺子屋式の授業と個人家庭教師の「スキマ」を狙ったのか・・・

どうりで、昨年末あたりから１５～２０坪程度の小さな学習塾の賃貸事務所のオファーが多かったはずです・・・

理由を聞いてみると、「個別指導」という耳慣れないキーワードが浮上してきたのでした・・・

大手学習塾さえも、「別ブランド」で展開しようと、正にユニクロのジーユーのようなビジネス戦略です・・・

そういう事だったんですねェ・・・なるほど・・・

少子化、少子化という劣勢をバネに、公教育のお粗末さを突いて、知恵を絞り「売上単価」を上げて成功するというサクセスストーリーには頭が下がります・・・

しかし、学習塾だけでなく英会話学校が盛況で、株式上場する国なんて、世界中探しても日本だけではないでしょうか・・・

お粗末な義務教育の裏返しでしょう・・・

その義務教育も、我々国民の税金で賄われていますから、けっして笑い事ではありません・・・

ちゃんとした義務教育であれば、本来むだな学習塾への出費はいらないはずですから・・・

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Last updated 2015.04.26 10:28:00
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