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カテゴリ:ビジネスのアイデア?
先日の読売新聞に「思い出語って認知症 予防」という見出しの記事がありました・・・
思い出を楽しく語れば、認知症の予防や進行抑制につながり、老人性うつも遠ざけられるという「おしゃべり回想法」が高齢者介護などの現場で注目を集めているとの事です・・・ 確かに老人介護施設で介護士をやっている娘が家で、私が子供の頃によく聞いた昔の歌の練習をよくやっています・・・ 美空ひばり、小林明、三波春夫・・・ちょうど昭和ひとケタ生まれの、私たちの親世代が中心に施設に入っていますので・・・ という事は、10年後の団塊の世代が中心になれば、ザ・ピーナッツ、伊東ゆかり、園まり、スパイダース、ブルーコメッツ、テンプターズ、ジャガーズといったグループサウンズか・・・ 更に10年後の、我々「昭和30年代前半生まれ」が入る頃は、ビージーズ、チャカ・カーン、アースウインド&ファイヤーといったディスコサウンドが主流になるのか・・・ やはり世代に関係なく、10代から20代前半に経験したことが「一生を規定」というのが、ある意味あるように思います・・・ 団塊の世代と我々(当時、新人類と呼ばれた世代)との「10年の違い」は、日本が第二次世界大戦で負け、その後高度成長期で急に豊かになりましたが、その過程の「豊かさの実感の違い」だと思います・・・ それはズバリ、人生に対する「音楽の比率」だと思います・・・ 我々世代の方が、格段に音楽が身近になったように思います・・・ ソフト面で言うと、団塊の世代が学生運動に一生懸命なっていた1960年代後半から1970年代前半にかけて、日本ではフォークソングが大流行し、イギリスやアメリカから洋楽がドンドン輸入されました・・・ 当時の中高生の大半が聴いていたと言われる深夜ラジオの音楽番組であった「ヤングリクエスト(通称ヤンリク)」のベスト10の殆どが洋楽であった事がそれを証明しています・・・ アレは忘れもしません、ちょうど中学生の頃のヤンリク何十週連続1位が、レッド・ツェぺリンの「移民の歌」とシカゴの「自由になりたい」という、今では考えられないような「過激な歌」だったのです・・・ そう、我々50代後半のオッサンオバはんは、中高生の頃にこんな曲にハマった世代だったのです・・・ そして10年後の大学生の頃には、サタデーナイトフィーバーで世界的に空前のディスコブームが・・・ そしてハード面では、ちょうど大学生の頃に、それまでモノラル録音が主流であった「カセットテープ」がカセットデッキの登場でステレオ録音になったり、あのソニーのウオークマンが登場したのもこの頃で、若者の音楽環境が格段と向上しました(一変した!)・・・ 個人的には、カーステレオがそれまで「8トラ」だったのが、パイオニアが初めてカセットテープのカーステレオを発売したのが何より嬉しかったですねェ・・・ これで、家と同様に音楽が聴けるようになりました(ただドルビーなどのノイズリダクションシステムはまだでした)・・・ という事で、我々世代の老人ホームは「ディスコ付」が定番になると思います・・・(笑) ただ、膨大な音楽が急に普及しましたので、音楽が細分化され、ディスコルームが何曜日が「ロック」デー、「ジャズ」デー、「フュージョン」デー、「日本の歌謡曲」デーという、きめ細かな対応が施設側に求められる可能性があるかもしれません・・・ 昨日のテレビで、最新カラオケ店のレポートをやっていたのですが、特定アーティストの部屋を設置して、そのファンを遠方からでも集客したり、2,30坪くらいの広い鏡張りの部屋を用意して、ダンスや空手といったカルチャークラブに「時間貸し」という新しい顧客を集客するというのを見ました・・・ ニッチファンの掘り起こしと、他業種からの顧客奪取です・・・ 生き残るには、全知全能をもって知恵を絞り切らないとダメか・・・ まァしかし、ディスコ付老人ホームは、このように入居者老人の目と耳を刺激して、好きなダンスで身体を動かせば、寿命が1,2年延びること間違いなしです・・・ これが、ホンマのアンチエイジングとちゃいますか?・・・そして、これが将来のシルバーマーケットの姿だと・・・ ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.27 15:52:22
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