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カテゴリ:貝塚不動産.com
ドメスティック産業(国内限定産業)の代表格である不動産屋(宅地建物取引業)は、不況に強いと言われています・・・
確かに、円相場に左右されて輸入の圧力もありませんし、輸出そのものがありません・・・ 最近の日本のグローバル化や、TPPの影響もあまりないでしょう・・・ むしろ、それらが加速することによって、外資系会社による日本の不動産の賃貸需要や買収が増える可能性が高いです・・・ 過去20年の間に円高が定着して、日本の製造業が疲弊してしまって、廃業倒産や国外移転で工場が激減しているのは事実です・・・ しかし、その工場跡はそのままかと言えば、そうではなく新たに店舗や住宅が建ち、日本の活性化に一役買っているという側面もあります・・・ この日本の産業構造の大転換に、不動産業が活躍しているのは言うまでもありません・・・ 不況になっても、不動産開発や仲介がなくならないのは、こういう事だと思います・・・ 日本全体を見れば、2次産業である製造業が激減し、小売りなどのサービス業の3次産業がアンバランス的に激増という問題も抱えているのも事実です・・・ これはこれで、資源が何も無い日本の大問題ですが・・・ イロンナ問題を抱えて、今後も日本丸は進んで行くのだともいますが、決して悲観せずに、根本的に日本人は優秀な民族だと自信を持って進めばイイと思います・・・ ある資料によると、日本の不動産屋の年間仲介手数料だけで1兆5000億円と言われています・・・ 日本でまだまだこれだけの不動産が動いている事に、日本経済の底固い力強さに感心します・・・ 織物業時代に、中近東向け輸出の民族衣装(トーブ)という織物生産を年間何十万メートルも生産してきましたが、25,6年前の円安時代は割と簡単な織物でロットも多く工賃も良かったのですが、円高が定着してから難しい織物になり小ロットで工賃が下がり、実質の「実入り」が3分の1くらいに激減した時は落胆を通り越してノイローゼになりそうでした・・・ 円相場に対応しようとしても、一零細企業の自助努力だけではどうにもなりません・・・ 同じ努力をするなら、「方向」を変えようと思うのは普通だと思います・・・ ウインドサーフィンのトライアングルレースでも、第1マークまでの登りは、波と風の状況を見てダメだと判断したら、「タック」して自分のポジションを変えるものです・・・ まァ、過去にそういう経験をした人間にとって、不況や円相場にあまり左右されないドメスティックな不動産業は光り輝いて見えるのです・・・ チト、言い過ぎか・・・(笑) もちろん、10年で80%が廃業倒産すると言われる不動産屋ですから、けっして楽観できません・・・ また、廃業倒産する業者数と同じ数の新しい不動産屋が毎年生まれるという、活性化の激しい業界です・・・ インターネットという過去最大の黒船来襲にどう対応していくか?・・・が、将来の存亡が掛かってると言っても過言ではありません・・・ 従来のアナログと、これからのインターネットのデジタルをどうコラボするか・・・? ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.16 09:37:07
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