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カテゴリ:ビジネスのアイデア?
昨日のテレビ「がっちりマンデー」は、登録商標がテーマでした・・・
登録商標には商品名の端についてるこの®のマークが付いていて、「Registered Trademark」の頭文字からとったらしく、登録商標は特許庁の審査の結果、登録が認められた名称のことで、 登録商標は無断で使用できないため、使いたいという相手からはライセンス料を取ることもできるのです・・・ 普段ほとんどテレビを見ない私ですが、日曜の朝だけは、この「がっちりマンデー」と「ゲンキの時間」「新報道2001」を見ているのです・・・ 今回の番組で、シーチキン、ポリバケツ、マジックテープ、エスカレーター、コロコロ、ワンカップというのが登録商標だったのには、ちょっとビックリ・・・ てっきり一般名称や普通名詞だったと思っていましたが、商品名であり登録商標だったのです・・・ その他イロイロ調べてみると、ゆるキャラ、アイスノン、アコーディオン、ウオークマン、ウオシュレット、うどんすき、サインペン、キャラメル、ジェットスキー、タキシード、着メロ、ファスナー、ミシン、万年筆、ホチキス、エレクトーン、セロテープらが登録商標だったのです(権利公開は未確認ですが)・・・ 実は、趣味であるマリンスポーツのウインドサーフィン(ウインドサーファー)も以前は登録商標だったのです・・・ 1960年代後半にアメリカで発明されたこのスポーツは、商品名をウインドサーファーとして、ウインドサーフィンと言う一般名称で普及していったのです・・・ 名称が登録商標であっただけでなく、実は道具自身が沢山の特許の塊でもあったのです・・・ どんな商品やビジネスもそうですが、世の中にない「世界初!」のモノが普及する段階で、「商品名=一般名称(普通名詞)」になりがちなのは仕方のない事です・・・ ウインドサーフィンンも1980年代に入ってから、日本はもちろん世界中で爆発的に売れだし、オリンピック種目候補になってから、ちょっとオカシクなりだしました・・・ あちらこちらで、特許紛争や業者間の争いが目立ってきたのです・・・ 流行すると、金や欲が絡んできてヤヤコシクなるのは世の常です・・・ しかし、純粋にウインドサーフィンを楽しんでいる20代前半の私達にとって、このような特許紛争で、見たくもない人間の汚い部分を見せられて、気分を害したのは言うまでもありません・・・ 一番イヤだと思ったのは、茨城県日立で行われた81年全日本選手権で、日本で初めての「IN&OUT(ウエーブライディング)選手権」が一緒に行われたのですが、優勝したのが神戸の人で、関東勢が絶対優勢でしたので我々関西勢が飛び上がって喜んだのですが、その後セールが「規格外(特許未承認)」使用という事で失格(DSQ)になったのです・・・ 実力では1番なのに、何でや?という素朴な感情ですが、そこには法律で守られた大きなビジネスの「壁」があったのです・・・ この目の前に起こった経験で、「世の中、法律で動かされているのだなァ・・・」と苦々しくも悟ったのでした・・・ 私の人生の中で、ウインドサーフィンというのは単なるスポーツではなく、発明されて間もない時期から接してきて、イロンナ事を経験させてもらったという意味で本当に感謝しています・・・ 道具の進化(素材、形状)、ウインドサーフィン理論の進化、大学同好会(全日本学連加盟)の創部、関西学連の設立に参加、レースへの積極的な参加・・・また実現は出来ませんでしたが、サラリーマン時代にウインドサーフィン・パーツの開発へのトライしたり、家業に戻ってから副業としてウインドサーフィン艇庫経営にトライしたりと・・・ これらの失敗を含めた様々な経験が、その後の地となり肉となっているのではないでしょうか・・・ たとえ失敗や挫折しようとも、トライする事に意義があり、無駄な事はひとつもなかったと信じています・・・ という事で、残りの人生も公私含め、悔いのないように「可能な限り」ヤリタイ事や好きな事を、出来るだけヤッテいこうと思うのでした・・・ その為には、ベースである「体力(健康)」と「金」をシッカリ貯めなくては・・・ しかし、中部選手権や全日本といった関東勢と戦うウインドサーフィンのレース(トライアングル)で、レース中に海上で互いに「スターボーだぜ~ェ!」という関東勢に対して、我々関西勢の「スターボーじゃ~ァ!」というヤジ(コール)合戦が懐かしいです・・・ 互いに「スターボー!」とだけ言うときゃケンカにならないのに・・・未だに、関東弁のこの「~だ」とか「~だぜェ」という関西人にとってキツイ語尾がキライだ・・・(笑) まァ、名称というのは大事なモノで、ウインドサーフィンを始めて2,3年経った頃から大ブームとなり、友達とかに「ウインドサーフィンやってんや・・・」とか会話していましたが、公の場ではウインドサーフィンは登録商標の関係で使えませんでしたので、「ボードセイリング」とか「セイルボード」とか心境複雑ながら言ったり書いてたのが懐かしいです・・・ ちょうど今のまだ割と新しいトランクルームビジネスでも、本当の名称はトランクルームではなく「レンタル収納スペース」なのに、トランクルームと言っているのと同じような心境です(アメリカでは「セルフ・ストレージ」)・・・(笑) ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.27 15:49:35
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