|
カテゴリ:空手 karate
このところ我が空手道場(沖縄空手 止揚会)は俄かに活気立っています。
何しろメンバー平均年齢60歳超のところに、「50歳の若者?(空手未経験者)」が入会してきたのですから(笑)。 そして、病気で何ヶ月かぶりに師範代が稽古に復帰してきたのも、メンバーとして心強いモノがあります。 また昨日は、50代の空手経験者の見学者もあり、入会希望をされて「一体、どうなってんのか?」と嬉しい悲鳴を上げている次第です。 更に、2年ほど休会していた20代前半の黒帯からの復帰の打診もあり、喜びもひとしおです(涙)。 何でもそうですが、イイ事は続くものです・・・ 逆に言うと、悪い事も続くものです。 まァ、人生何事があっても、平常心、平常心・・・ ことわざで言うところの「人間万事 塞翁が馬」です。 5月から稽古体制が少し変わり、私が指導員としてメンバーに「空手(そらて)の基本」を教えるという大役の一翼を担う事になりました。 それに伴って、中村師範が唐手道 止揚会の「術技指導理念」なるものをメンバー全員に配布されました。 これを読むと、指導員として責任を感じ背筋がピンと張らざるを得ません。 事の重大さに、思わずまだまだ未熟な自分自身を恥じてしまいます。 これまで長年、仕事に極力集中する為に、仕事以外の役職を避けてきましたし、これからもそうするつもりです。 全人生を賭けてきた仕事以外に、責任が生ずる事をしたくないのです。 それだけ、会社経営というのはエネルギーと集中力をスゴク消耗するのです。 中小零細企業経営者は殆ど例外なく、金融機関から借金していれば「個人保証」をしているものです。 幸い、弊社の場合「無借金経営」ですが・・・ この辺が大企業のサラリーマン社長と決定的に違うところで、「会社=自分」で会社が倒産すれば自己破産に直結していますし、そうなれば一家離散や家庭崩壊はよくある事です。 それだけ仕事に関して責任重大で、財界活動や趣味どころではないというのが本当のところなのです。 それが、ちょっと仕事が順調に行き、チョッとした気の緩みでPTAや業界(経済)団体、商工会議所や自治会の役員を受けたり、ライオンズやロータリーに入会したり、はたまた祭の年番長や市議会議員になったり、社会貢献や奉仕とやらの名目で仕事に直接(全く)関係ない事を一生懸命する事によって、知らぬ間に徐々に仕事(本業)に悪影響がでて、倒産や廃業に追い込まれた人がこれまでに多い事多い事・・・ 織物時代に、大阪南部織物組合(エリアは貝塚市以南の岬町までで、最盛期の昭和40年代は約680社加盟)の理事長室に用があって入室して待っていたところ、壁にズラーッと10人くらいの写真が飾っていたのを見て、思わず「みんな、倒産廃業した社長なやァ」とつぶやくと・・・ 「それって、みんな歴代理事長です」と言われて驚いたものです(笑)。 大阪の泉州織物産地の歴史は、600年前の室町時代に棉の栽培を行い、白木綿を製織したのが始まりとされるほど古いですが、チョッと気を緩めれば社歴が長い伝統ある会社でも簡単に倒産するんですねェ・・・ 人間って、弱いもので他人からチヤホヤされたら舞い上がってしまうのです。 特に子供の頃に、学級委員などになった事がない目立った事がない幼少期や青年期を過ごした人間や、経営者(社長or創業者)ではない2代目の専務とかまだ本当に「経営の重圧」を感じていない人間に多いようで、大人になって何故か?急に他人の注目を浴びて(無責任な他人に担がれて)「勘違い」する心理がどうも働いているようです・・・ 上手に弱い心理を突かれ、一種の「裸の王様」の心理状態です。 人間って、変るはずもありませんし、冷静に自己分析すれば、ワカルはずなんですけどねェ・・・ まァしかし、今回の空手に関しては例外中の例外です。 空手の指導員として、ボランティアに励む覚悟です。 ただ将来、師範代になって支部や道場を持つなんて事は、サラサラ考えていません。 「一指導員」として生涯空手に「現役」で関わって行きたいだけの事です。 この「いつまでも現役」というのが大事で、ウインドサーフィンでも70代になっても体力に応じた道具に変えてでも強風荒波でプレーニングしたいですし、だんじり祭の大太鼓も70代になってもタイミングが狂うことなく「4番太鼓」をディープパープルの「BURN」のイメージにノッテ叩いていたいですし、この空手でもカッコよく強い「上段回し蹴り」を70代になってでも出来るようになっていたいものです・・・ これが、いつまでも「気力」や「モチベーション」を保つポイントだと思うのです。 もちろん仕事も80歳まで現役でガンバリ、音楽スタジオに関しては自らドラマーで何処かのバンドに参加させてもらって、老人ホームの慰問に行って同年代をディープパープルやフォリナー、ボストン、トト、ディスコミュージックをヤッテ勇気づけたいと・・・ ハイ、妄想はここまで・・・(笑)。 現在のトランクルーム賃貸業と不動産仲介業の更なる深耕策を図りながら、「スタジオ0724(music&dance)」を今年中にオープンという計画に向かって走っていますので、とても余裕なんてありません。 すべて独りでこなしていますので、ギリギリ筒イッパイなのです。 それにジムに週3回、8月9月はウインドサーフィンに忙しいですから・・・ まァ、残り少ない?余生を「優先順位」や「時間配分」を冷静に考えれば当たり前の事ですが・・・ という事で、50代の新会員が2人入り、20代の黒帯が復帰すれば、平均年齢が50代半ばまで下がるでしょうか(笑)。 他の道場のように小学生や中学生には教えていません。 高校生以上が対象で、月謝わずか1000円! 毎月の負担が少ないのが助かりますし、この安い月謝は中村師範の全くのボランティア精神の現れです。 しかも、入会費も昇段試験料も無料、タダなのです。 正に、弊社トランクルームと同じで、「ダントツの日本最安値!」なのです。 あとは、若い女性会員2,3人加わってくれれば、雰囲気も華やぎ平均年齢もグッと下がって40代になればと・・・(笑)。 しかし、ウインドサーフィンも空手と同じように、高齢者問題?を抱えています。 私の周りは平均年齢50歳超くらいでしょうか(たぶん全国平均)・・・? ウインドサーフィンは1984年のロス五輪からオリンピック種目で国体種目でもあり、空手は国体種目で2020年の東京五輪の新種目の最右翼ですが、日本の若者には、空手もウインドサーフィンも不人気です。 キックボクサー沢村忠の劇画「キックの鬼」や極真会の大山倍達の「空手バカ一代」、ブルースリーの映画「燃えよドラゴン」や、コカコーラのハワイのウインドサーフィン70年代CMやウインドサーフィンのサムタイムワールドカップを子供時代や青年期に見て育った、今の5,60代の「元若者」だけに人気か・・・(笑)。 まァ、石垣島やバリで見た、中国やロシアやオーストラリアの若者のサーフィンやウインドサーフィンに対する貪欲さを見ると、明らかに若者気質が違うなァと感じる次第です・・・ ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.08.10 05:55:12
コメント(0) | コメントを書く
[空手 karate] カテゴリの最新記事
|