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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
弊社「スタジオ0724」(貝塚市名越661 0724-446-0798 トランクルーム貝塚 別館1階)のウリのひとつに、だんじりの鳴り物(大太鼓、小太鼓、鉦、横笛といったお囃子)の練習ができるという事です。
音楽スタジオで祭の太鼓を叩く・・・なんてバカな事?を、誰が考えたのでしょう? 何を隠そう、私が考えたのです・・・(笑)。 毎年8月9月のだんじり祭シーズン前になると、太鼓の音が「ドコドン・・・」とアチコチから山彦のように聴こえます・・・ 大概、だんじり小屋や町会館で練習をやっているのですが、これが地元の風物詩と好意的に捉えてくれる様なだんじりが好きな人ばかりならイイですが、近くに住んでいる人は全員そうとも限りません・・・ 中にはうるさい(騒音)と捉える人もいますから、地元では昔から練習前に近所に挨拶に回るのが恒例になっています。 40年前の私が青年団の頃は、夜は真っ暗で誰も来ないガソリンスタンドの裏手の東山辺りの田んぼの畦道(まだ出来ていなかった中央線付近)で練習したものです・・・ まァ普通、リハスタは音楽バンドの練習だけです。 それだけでは、勿体ない・・・他に何かデキるはずだ??? と、考えに考えて・・・辿り着いたのが、ダンス系とだんじり鳴り物のマーケットも取り込む事だったのです。 その為に、通常音楽スタジオの約3倍の広さの22畳にして、2枚の防音ドアの巾を別注で80cmにしたのです。 だんじりの大太鼓は、だんじりの正面から入れますので、だんじりの正面4本柱の「内寸」が大太鼓の寸法になる訳です。 世界シェアNO1の和太鼓メーカーである大阪芦原橋の「太鼓正」で作られる太鼓打面の最大直径が2尺5寸(75cm)ですので、胴が多少膨らみますのでドア巾を80cmにしたのです。 普通の防音ドア巾は70cm程度です。 これでは、大太鼓は入らないのです。 この差10cm。 たかが10cm、されど10cm・・・この差が可能性をグンと広げます。 正に、こんなチッポケなアイデアが思いつくかどうかの僅かの差だけです。 何で?こんなアイデアが浮かんだかと言うと、だんじりの太鼓が単に好きだったからです。 自分で言うのもオカシナ話ですが、昔は筋金入りの「だんじりキチガイ」でした。 もう小学校低学年からだんじりに乗って太鼓を叩いていました・・・ 大太鼓はもちろん、小太鼓、鉦、横笛とオールマイティでした・・・(笑)。 大学生くらいになると自町では飽き足らず、他流試合と称してアチコチ他所の町にも大太鼓を叩きに行ったものです・・・ もし叩きすぎて太鼓の革でも破っていたら確実に事件になっていたでしょうし、今考えたらチョッと冷や汗ものですねェ・・・ 若さに任せて、ほとばしる情熱が先立っていた自分に赤面します・・・(笑)。 まァ、だんじり祭好きにもイロイロあり、私みたいに鳴り物フェチやだんじり其の物(彫刻や歴史を含め)を見たり研究したりするのが好きだったり、祭を眺める(見学)するのが好きだったり、だんじりを曳くのが好きだったり、大工方(屋根に乗って踊ったり指示を出す役目)が好きだったり、一番危険な前梃子をヤルのが好きだったり、後ろ梃子をするのが好きだったり様々です・・・ まァ、祖父も親父も祭が好きだった為(熊取の母方の祖父も)、祭がキライであるはずがありません・・・(笑)。 YOU TUBE動画にも2,3年前の一番早くて難しい「4番」太鼓をアップしていますが、今年還暦でも未だに叩けるのは、若い頃から空手で鍛えたリスト(拳立て伏せで)と、ジムや空手で全身を万遍なく速筋も遅筋も鍛えているのと、今でも一日中聴いている音楽によるリズム感がまだマシだったのかと思います・・・ YOU TUBEは1杯飲んで、ほろ酔い加減で叩いていますので、途中リズムが狂って見苦しい所がありますのでご容赦下さい・・・(笑)。 40歳も年下の青年団の鳴り物練習の輪に入るのも、気の弱い私ではシラフでは恥ずかしく勇気が要りますから・・・(笑)。 因みに、この4番太鼓を叩いている時の頭のイメージが、青春時代に一世を風靡したイギリスのカリスマ・ハードロックグループ「ディープパープル」ドラマーのイアンペイスの「BURN」だったのです・・・(笑)。 まァ、ドア巾を広げる事によって余計なお金もかかりましたが、これで年中太鼓の練習ができるようになりました。 近所に気を遣う事なく、スタジオで思う存分太鼓を叩けて、年中祭気分を味わえるのです。 祭好きにとっては、涙の出るようなサービスだと思います。 これは正に、地域限定で泉州独特のビジネスと言えるでしょう・・・ もちろん、だんじり祭は山車の形状や叩き方に違いこそあれ、泉州に限らず大阪市内や河内や神戸にもありますので、鳴物の練習でスタジオを使って頂くにはどこからでも構わないのは言うまでもありませんし、今は「和太鼓ブーム」らしく、祭りに関係なく「和太鼓グループ」といのが世の中に沢山ありますので、そういった泉州地域以外の団体さんの利用ももちろん大歓迎です。 「下だんじり」祭の太鼓に関しては多少自信もありますので、私でよければ叩き方をチョッとだけお教えします。 水平打面の大太鼓と垂直打面の小太鼓には、使う筋肉の違いや叩き方にちょっとしたテクニックやノウハウがあるのです。 という事で、「泉州では(特に泉南地区で)、音楽のバンドだけで集客できるのか???」という不安が最後の最後まで離れませんでしたので、部屋の広さとドア幅も広くして、ダンス系とだんじり鳴り物もターゲットにしたのです。 この戦略が吉と出るか凶と出るか・・・??? ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.05 04:24:03
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