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カテゴリ:ビジネスのアイデア?
弊社音楽スタジオや卓球場を使って頂いたお客さんから、「楽しかった~」と言われる事がありますが、この瞬間全ての苦労が報われます・・・(涙)。
トランクルームでは「助かった・・・有り難うございます」と感謝される事も多いです。 織物時代は努力して納期と品質をキチンと守っても感謝されることは殆ど無かったので、転業でこれらの仕事を始めてヨカッタと改めて思います・・・(涙)。 これなんです。 これがないと仕事を続けるモチベーションが持続できません。 戦後70年以上経ち、日本も先進国と言われて久しく先進国病、低成長時代、成熟社会とか言われ始め、世の中にモノが溢れかえり、ある程度モノを買ってしまえば、感動や感激も少なくなってきました・・・ 60オーバーの今となっては年を取っているせいか、あまり感動しない日々を過ごしています・・・(笑)。 子供の頃は物不足で、アレも買いたいコレも買いたいと貪欲だったのと隔世の感があります。 それ故、今は日本でモノを売る(作る)より、人を感動させる「エンターテイメント」ビジネスの方がオモシロいのでは・・・と音楽スタジオと卓球場が割と流行っている理由をそこに見つけました(笑)。 USJや東京ディズニーランドが大盛況というのが、それを物語っています。 アパレルや商社や小売り(SPA)がグローバル化で世界中でモノ作りを始めて日本に輸入したり、従来のヨーロッパのインポートブランドに加え世界のSPAが日本に進出してきたり、それに実店舗と最近急速に力を付けてきたネット販売のボーダーレス競争・・・もう繊維(ファッション)業界は過当競争すぎて日本の「一織屋」では生き残るどころか、何かあれば一瞬のうちに消されてしまいます・・・ 何の根拠も無い「日本からファッション(繊維業界)が無くなる事は無い」という残り福を信じて頑張るより、他の道を探った方が努力が報われると方向転換したのです。 もし銀行に多額の借金があれば、そういったリスクのある廃業(転業)に銀行は縦に首を振る事はなかったでしょうけど、幸い無借金でしたので廃業という方向転換が可能だったのです。 やはり多くの中小零細企業の倒産原因の殆どは借金にあり、この借金が無い身軽な経営スタイルは織物時代からの念願だったのです・・・(涙)。 確かに日本からファッションは無くなる事はありませんが、日本の住居環境の変化(洋式化)でフローリングが増え激減した畳業界で、素材を作っている日本のイグサ農家が激減して中国品に替わってしまっても、畳屋さんは何ら変わらなかったという異業種の教訓が気になっていたのです・・・ まァしかし、中小零細企業がエンターテイメントをビジネスとして、如何に?取り組むかが問題ですが・・・ 弊社の場合は「音楽スタジオ」はデジタル文化の反動(飽きた)でアナログティックな高校生の遊びとしてバンド活動に、「卓球場」は親子の絆を取り戻そうとするファミリー層と若い頃に不遇?だったシニアの卓球愛好者が息を吹き返しているのか・・・? バンド練習や卓球そのもので楽しみ、練習後の彼らの笑顔が堪りません・・・ 皆さん、感動を求められているのですねェ・・・ 織物時代は1日15時間働いても工場は24時間355日稼働でしたので、気の休まるときはありませんでしたし、毎週金曜に商社に営業に行くと値切られる恐怖におびえ、仕入れ業者との日々の値段交渉に疲れ果てていました・・・ 今はそこから解放されて、当時の10分の1くらいの生命力で生きてられます・・・(笑)。 もう完全に脱力、惰性で生きていると言った方が正解かも・・・(笑)。 人から頑張っているなァと言われることも多いですが、トテモ頑張って仕事をしているなんて、恥ずかしくて言えなかったのです・・・(笑)。 おそらく嘗ての繊維業界の人間からは「アイツ、遊んで仕事しているでェ・・・」と思われているでしょうねェ・・・(笑)。 それほど製造業とサービス業のビジネスに対する感覚が違っていたのです。 感覚と言うより、「努力の方向性」が全く違うと言った方が分かり易いかも知れませんねェ・・・ 今、年2,3回海外旅行に行っているのも、若い頃は行きたかったのに金も無く行けず、結婚後も子育てと仕事で殆ど行けなかった反動で、その先には残り少ない人生に焦って感動を求めようとしているのか・・・(笑)。 という事で、私が40年近く趣味としているウインドサーフィンも、2年前に40年ぶりに復活したドラムも明らかに感動を求めています。 ウインドサーフィンの道具が40年前から比べると劇的に進化しましたが、その感動を味わう為にそれなりに道具を買い換え道具を使いこなせるように数をこなしてきましたし、ドラムも週一の基礎レッスンと毎朝1時間の練習を欠かしません。 特にドラムは、脳から身体のそれぞれの両手両足への伝達の訓練という意味で、ボケ防止に役立っているでしょう・・・(笑)。 ドラム講師から言われた事が出来ない(両手両足が思うように動かない) → ストレスたまる → 練習の繰り返しで出来るようになる → 達成感 これの繰り返しがボケ防止になり、ドラムが益々楽しくなる・・・ まァそうやって、密かな「感動」を見つけようとしている自分がいたのです・・・(笑)。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.05.09 15:04:29
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