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カテゴリ:ビジネスのアイデア?
同級生の多くは3年前の60歳定年で、ビジネスの第一線から身を引きました。
私から言わせると、「そんな、勿体ない!」の一言です。 60代はまだまだ元気です。 何故なら、60歳以降も仕事を「現役」で続ける事のメリットがこれからドンドン出てくるからです。 ただ、それも一般的には75歳くらいまでだと思いますが。 75歳だと、心身共に60歳に比べ衰えがガクンと来るからです。 逆に言うとガクンと来る前の、60歳から75歳までの15年間が人生にとって「刈り入れ時」で、実にオイシイのです・・・(笑)。 もちろん60から75まで、なだらかな下りカーブになりますが・・・ 特に昭和36年4月2日以降に生まれた男性は、65歳からの年金支給になりますので、60〜65歳の5年間の少ない年金或いは無年金期間を如何に切り抜けるかが、ある意味人生のポイントかも知れません。 30代40代はまだまだ経験値が浅く、子供が成長期なのでどうしても自由度が無くなります。 定年10年前の50歳からの10年間が、60以降の人生を充実させるための「本当の勝負時」です。 これをサラリーマンで言えば55歳の役職定年で仕事の第一線から外され年収ダウンでヤル気をなくしたり、更に60歳定年の更なる年収の大幅ダウンのダブルパンチで滅入っていては損です。 サラリーマンなら会社の看板に頼らない本当の実力を養い、自分の決断に社運が掛かる自営業者や経営者なら5年から10年先を見ながら波や風の変化に対応しながら船の舵をしっかり持たなければなりません。 マスコミ等でよく言われる「人生100年」というのはちょっと現実的ではありませんが、いずれにしろ人生90年くらいを目標にすれば、「60歳定年は単なる通過点」と言うのは理解できると思います。 私は49歳の時に、家業の織物業から全く未知数のトランクルーム業に転業しました。 最初の半年間は殆ど集客できなかったので他社の織物会社に1年半働きに行っていましたが、その間に取得した「宅建」資格で不動産屋も兼業することで難局を何とか乗り切りました。 その後はネット時代に乗ってホームページからの集客が功を奏しました。 それ以降の音楽スタジオや卓球場や自習室も、誰も雇うことなくネット中心に集客をしてまずまずの結果を収めているところです。 特に音楽スタジオは4年で1400人の会員数になろうとしています。 今考えると、もちろん自助努力は当たり前の事ですが、それよりもっと以前の若い頃からの経験やコネクションが功を奏しているように思います。 言葉を代えれば、努力以前の「ラッキーさ」が救ってくれたのです。 ラッキーと言っても、目に見えて利益を直接受ける訳では決してありません。 話の中で、会話がスムーズに行くとかいう、そういうレベルです。 言葉では表現しにくいですが、目に見えない何とも「不思議な力」が作用するのです・・・ 稼ぐ力は、もちろん最終的には「自分の力や人間性」というのは言うまでもありません。 私の経験から例を言うと、 「高校の部活(オーケストラ部)」「浪人」「サラリーマン」「ウインドサーフィン」「空手」「音楽(ドラム)」「親戚や友人」といった勉強と何も関係ないようなコネクションが、人生のピンチを救ってくれたような気がします。 ホント、人生って不思議なものですねェ・・・と60オーバーになって初めて思います。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.01.25 13:21:15
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