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カテゴリ:中小企業の生きる道
5つのビジネス(トランクルーム、音楽スタジオ、卓球場、レンタル自習室、不動産仲介業)を一人で営んでいる訳ですが、それに加え趣味(ウインドサーフィン、海外旅行、ドラム、ボランティア空手)もしたり、このブログを書いたり新聞2紙を読んだり病院へ行ったり孫と遊んだり諸々の雑用をしていると、1日があっと言う間に過ぎてしまいます。
なので夜は9時か10時くらいには寝て、朝は目覚まし無しで4時か5時には起き、時間を作る様にしています。 仕事の中で、これまで結構手間だった税理士に渡す資料である「金銭出納帳」「銀行帳」の記帳に結構時間が取られるのが悩みでした。 父親が亡くなってから約20年間、事務員はいませんので私一人でこのアナログティックな作業をしていたのです。 しかし、3年前に「これではダメだ・・・」と税理士の勧めもあり、一念発起して会計ソフト(弥生会計)を購入したのです。 ところが今年までの3年間、忙しさにかまけて結局手を付けずにこの会計ソフトを放ったらかしにしていたのです。 というか恥ずかしい話、アナログ記帳からデジタル記帳への新しい事にチャレンジするのをビビっていたのです。 これだけ普段からネットでアレコレやっていても、やはり新しい事には躊躇するものです・・・(笑)。 そして今回というか、長年私のウイークポイントだった腰の手術(脊柱管狭窄症)を1月末に終えたのを機に「今期から決算はコレ(弥生会計)で行こう!」と自分に気合を入れたのです。 何でも「節目」が大事ですから・・・ 節目が無かったらダラダラとなり、自分で意識的に節目を作らないと一生できません。 いや、ホンマに。 そしてパソコンでデータ入力しながら「なんで、もっと早くこんな便利なモノを使わなかったのか・・・」と後悔するほど、便利な会計ソフトに感心しました。 目から鱗が落ちる、物は試し、食わず嫌い・・・てな諺が思い浮かびます(苦笑)。 実は織物時代にちょうどウインドウズ95が発売した25年くらい前に、まだウインドウズは発売されたばかりでフリーズ等で信頼性が無かったので、旧型のDOS/Vのパソコンに業界専用の別注の織物ソフトを導入していました。 これで事務員を誰も雇わず工場現場に入り営業と経理をしながら自分一人で、約70~80種類の糸と約120~150種類の織物の管理(受け渡し=入荷&出荷&預かり)をして、取引先に請求書を送っていたのです。 25年前当時この別注ソフト導入に約80万円掛かり、自分もパソコン操作を覚えるのに1か月ほど苦労しましたが、十二分に性能を発揮してくれました。 この時のパソコン経験で「複雑な事務処理は人間がやるものではないなぁ・・・」と思い知らされました。 という事で、1人でビジネスをやっていく上で覚悟しなければならないのは、当たり前の事ですが「時間との戦い」です。 要は生産効率、我々サービス業の生産性の問題です。 人を雇えば自分は楽になりますが、人件費が掛かる分売り上げを上げる必要がありますし、一旦雇えば簡単に辞めさせられません。 日本のサービス業の生産性は先進国で最低ですが、デジタル化とネットワーク化が遅れ「少ない仕事量を大勢の人間で分け合っている」のが原因です。 デジタル化とネットワーク化で一般企業も官公庁も官民一体となってスリム化しなければ、日本全体が沈んでしまいます。 今コロナウイルスで日本中が大変なことになっていますが、これを機に将来的には企業側にも負担が少なく雇われる側も転勤が無く責任が明確されたフリーランス的なワーキングスタイルが徐々に増えてくるように思いますが、そうなればサービス業の生産性が一挙にアップするでしょう。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.04 10:00:45
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