|
カテゴリ:中小企業の生きる道
ホテル運営の「WBFホテル&リゾーツ株式会社」が、160億の負債を抱え民事再生法を申請したようです。
もう既にコロナ関連の倒産が、ホテルなどの観光関連を中心に何十社も出ていますが、コロナ関連の倒産で最大のようです。 表に出ているのは会社の倒産だけで、個人事業主の自己破産を入れると、もうその何十倍の人がいるかも知れません。 これからドンドン倒産が増えてくるのは間違いありません。 あまり考えたくありませんが、コロナが落ち着くであろう5か月後の10月あたりには、経済の状況が一段と悪化している事でしょう・・・ 「明日は我が身」・・・というのを念頭に入れて企業経営者は前に進まなければなりません。 弊社は幸い、5つのビジネス(トランクルーム、音楽スタジオ、卓球場、テレワーク&自習室、不動産仲介業)のうち被害を受けているのは2つ(音楽スタジオ、卓球場)だけで、何とかやっていけています。 何とかと言うのは、 ・自社物件(土地と建物) ・従業員ゼロ ・無借金経営 だからです。 平時から「身の丈経営」を貫き、借金をしてまで業務を拡大するような無理をしていません。 これも織物時代の教訓です。 同業者の多くが無理して過大な借金を背負って倒産廃業しました。 その数、何と98%が倒産廃業(貝塚市から岬町までで680社 → 15社に減少)という恐るべき数字です。 やっぱり、企業の倒産や個人の自己破産のほぼ100%は「身分不相応な過大な借金」です。 それも安易な・・・ 普通に考えれば当たり前の事ですが、4年間のサラリーマン時代~20年間の織物業時代~12年間の不動産仲介業を通じ沢山の倒産例を見て感じましたが、安易に銀行から大金を借りたり、安易に身分不相応な立派なビルや大きな倉庫(工場)を借りる企業(個人)が多いのは、明らかにオカシイ・・・と。 それを仲介して生業にもしていますが、明らかにオカシイと判断した場合は不動産コンサルティング的に「止めといた方がいいですよ・・・」とアドバイスしています。 何も考えず仲介手数料を欲しいだけならソコまでしませんが、宅建だけでなく不動産コンサルとFP(ファイナンシャルプランナー)資格も持っているだけに変に正義感?が出てしまうのです・・・(笑)。 今国会でコロナ関連で問題になっている「家賃支援」の問題も、自社の土地と建物なので弊社には無関係です。 以上のように、「家賃+人件費+借金」不要という3つの企業戦略で、これから長く続くと思われるコロナ不況を乗り切っていきたいと思います。 不況になると企業の倒産や個人の自己破産が増える事によって、ビルや工場や倉庫といった企業所有の物件や個人住宅の競売物件が沢山売りに出されます。 それらを資金力のある投資家や企業や個人が購入するチャンスで、不動産仲介業の弊社(貝塚不動産.com)にとっても大きなチャンスだったのです。 不況だからと言ってみんなと一緒に落ち込まず、経営者なら何か打開策があるはずだとアイデアを捻りだし、世の中の好不況に関係なく「ビジネスに繋げる意識」が欲しいですねェ・・・ 正に「人間万事塞翁が馬」の諺の如く生きよう! という事で、前出の「WBFホテル&リゾーツ株式会社」がりんくうタウンに22階建て700室のホテルを現在建設中で秋にオープン予定となっていましたが、一体どうなるのでしょうか・・・? 昨年大型投資をした企業や住宅ローンを組んだ個人は、これからが大変な事になっていきますが、それぞれが打開策を考え抜き、それを実行していかなくてはなりません・・・ 幸い突然起こる地震と違って、「これから景気が悪くなってくる・・・」というタイムラグという残された時間があります。 まだ・・・「対策」が立てられるのです。 これが大きな大きなメリットです。 さぁ、準備しよう! 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」「貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.05.10 17:30:08
コメント(0) | コメントを書く
[中小企業の生きる道] カテゴリの最新記事
|