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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
スタジオ経営を4年やってきて、「ヨカッタ~」と思う事がドラムヘッド(革)の安さです。
片面の値段が1000円台です。 もちろん、REMOとかEVANSとかいった一流ブランドです。 バスドラムは少々高いですが、それでも3000円台です。 「安い!」と最初ビックリしました。 何故か・・・? それに比べ、だんじり祭りで叩く大太鼓の革の張替えが驚くほど高いからです・・・・ 世界でNO1シェアを持つ大阪芦原橋の「太鼓正」では、大太鼓(2尺5寸)で片面で約39万円、両面で約60万円です。 何と、100倍以上の値段です。 和太鼓の革は牛革で、ドラムはマイラーというポリエステルフィルム素材です。 ちなみにマイラーは嘗てウインドサーフィンのセイルクロスに使われたメジャー素材でした(現在はモノフィルムが主流)。 リハスタのドラムは毎日叩き、祭りは練習も含めてもせいぜい1か月です。 しかも、リハスタ4年間でドラムヘッドが破れたなんて1回もありません。 今は知りませんが、私が子供から青年団の頃は大太鼓の革が破れるなんて、結構ありました。 昔太鼓屋さんに行った時に、たまたま革を張っている現場に居合わせました。 昔は牧草を食べているので革が厚いですが、今は配合飼料なので薄いそうです。 和太鼓の革は張りっぱなしで、最初は高い音ですが段々革が緩んできますので5,6年が一番イイ音がして10年を超えるとボテボテの音になって破れるというパターンでした。 スタジオのドラムはヘッドの調整が効くのが大きな利点です。 私は個人的にはハードロックが好きなので、緩い目のチューニングで重低音を重視します。 40年前と比べ、スゴイ良い音が鳴ります・・・(涙)。 スティックはヒッコリー材はイイのですがよく減ります。 硬いオーク材のスティックは減りにくいのですが、叩いていると手に響いて歳を感じます。 頭ではまだ若いと思いたいですが、こんなチョットした事で自分の年齢を再認識するのもイイ事だと思います・・・(笑)。 しかしスタジオ経営というのは、ミュージシャン相手の特殊なニッチマーケットで、今回のコロナでも休業に追い込まれ採算的に厳しいものがありますので、こういったドラムヘッドのローコストに非常に助けられるのです・・・(涙)。 スタジオの企画段階でだんじりの鳴り物練習も取り込もうという事で、だんじりの大太鼓(2尺5寸)が入るように防音ドアを別注で大きくしました。 そして中古の大太鼓と小太鼓をスタジオに設置して私が指導するという企画も考えたのですが、革の張替え代を調べて即企画を撤回した経緯がありました・・・(笑)。 という事で、子供の頃にダンジリの大太鼓の「ボ~ン・・・」という独特の音に魅せられ、和太鼓やドラムを未だに叩いてる自分にチョット苦笑い。 しかし、今年64歳になる自分がチョット過激なウインドサーフィンと空手も「それなりに」続けていますし、ドラムも死ぬまで叩き続けていきたいなぁ・・・と思います。 あの有名ドラムメーカー「ラディック」の創業社長も、100歳まで毎日ドラムを叩いていたと何かで読んだ記憶があります。 そんなジイサンになりたいです・・・(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.05.16 09:26:15
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