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     トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

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2020.06.13
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日本オリジナル規格の軽トラックがアメリカで大人気のようです。

製造月から25年を経過した自動車はNHTSA(米国道路交通安全局)が定めるFMVSS(連邦自動車安全基準)などの規則が撤廃されるルールがあるそうで、日本の軽トラックは乗用車のような走行距離にならないので、25年過ぎた軽トラックがアメリカにドンドン輸出されるようです。

日本の軽トラックは小回りがよく利き燃費もよく、耐久性やパーツの供給スピード面でも安心できるという事です。

タイ・プーケット旅行時も、ダイハツの軽トラック「ハイゼット」の中古が荷台に人が乗れるように改造して元気に走っていました。

それも製造から20年30年経ったハイゼットばかりだったのに驚きました。

この辺が東南アジアに日本車が絶大な人気を誇る原因なのです。

元々泉州一帯は綿織物(和泉市~岬町)やタオル(泉佐野)や毛布(泉大津)といった繊維の世界的規模の一大産地で、戦後の日本経済の復興期を牽引してきたという歴史があり、50年以上前の町内は大阪市内へ勤務するサラリーマン専業家庭は少なく、だいたい親の職業は農業か繊維業で占めていました。

最盛期は名越町内で11軒も織物工場があり、そのうち2社は織機保有台数で日本有数の規模(1社約500台)でしたので、織機密集度(繊維従事者数)では名越は日本一の地域(集落)だったのです。

これだけ織機数が多くなると女工さんだけでは足りなくなり、村人の雇用にも大きく貢献していたようです。

弊社も最盛期は2工場織機100台規模だったようで、名越や清児の人が沢山働いていました。

そのため地方から集団就職で名越にやって来た若い女工(織布工)さんの為に、270軒ほどしかなかった町内には駄菓子屋が7軒もあったのです(今はゼロ)。

なので、村ではだいたい一家に一台軽トラックがありました。

織物業では狭い村中を軽トラでスイスイ走り、糸や織物やビームを毎日最大重量ギリギリでハンドルをふらつかせながら走っていたものでした。

従業員の送迎にも活躍し、正に軽トラは無くてはならないモノでした。

本当によく活躍してくれたと思います。

しかし堺の高校に進学した時に「家に軽トラックがあるんや・・・」と友人に言うと、驚かれると共に何か自分が田舎者のようで恥ずかしかった思い出があります・・・(笑)。

織物業を止めた今でも、トランクルームやスタジオのお客さんに貸し出していますし、私の趣味のウインドサーフィンを積んでビーチにいつも一緒です。

乗用車で海に行くと洗車や掃除が必要ですが、軽トラだと雨が降れば海水を流してくれるだろうと放ったらかしです・・・(笑)。

ビーチでセイルを洗いますが、帰ったら軽トラ一面にセイルを広げ乾かすのにも便利です。

うちの軽トラも、もう丸20年も乗っています。

新車で買った当時のブルーの塗装がだいぶ剥げてきましたので、昨年車専用のペンキを買ってシンナーの匂いにフラフラになりながら自分で塗りました・・・(笑)。

業者に頼むと15万円ですが、自分で塗ったら1万5000円で済みイイ感じのカラーに仕上がり、フラフラになった甲斐がありました・・・(笑)。

という事で、軽トラックの手軽さと便利さを知ったらもう手放せません。

この愛着のある軽トラを、最低あと3,4年は乗りたいですねェ・・・

私は5つのビジネス(トランクルーム、音楽スタジオ、卓球場、テレワーク&自習室、不動産仲介業)を一人でやって五刀流ですが、うちの軽トラの場合は、親方を見習ってトランポという役以外に「宣伝カー」という二刀流だったのです・・・(笑)。

私もうちの軽トラも「転職」でイキイキするように、人生100年時代と言われる昨今、1つの会社に転勤で振り回され60歳定年まで縛られるより、世界では普通の自分のキャリアアップの為に2,3社の会社を渡り歩いたり起業したりして、自分や家族の人生を充実させ謳歌しようとしている人が増えているような気がします。

普通に考えれば当たり前の事ですが、これからの5G時代のテレワークが定着すれば、この流れは加速するでしょう。



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「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798  mail: info@sasatani.com

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Last updated  2020.06.19 14:34:09
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