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     トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

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2020.09.07
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弊社が展開している5つのビジネスの中で不動産業者として宅建協会泉州支部にも所属していますが、同業者から音楽スタジオ経営について「何でまたスタジオ経営・・・?」とよく聞かれますが、仲介業が多い不動産屋仲間から不思議がられるのも当然です。

言葉を替えると、スタジオ経営は「実業」ですが、不動産仲介業は「斡旋」です。

仕事の中身もフィーリングも全く違うのです。

子供の頃から家業の織物業に身近に接していて、糸から織物にするという加工業(織布業)というのはある意味「モノ作り」です。

織物というファッション業界にあって単なるマテリアル(素材)ですが、その専門業者として祖父の代から60年近く生業としてきましたら、もう私のDNAに「モノを作ってナンボ」という感覚が組み込まれているのです。

なので、斡旋(仲介業)というのは、どうもシックリ来ないのです。

大卒後に建築建材金物メーカーに就職しましたが、商社や小売業は最初から眼中になかったのはそういう事だったのです。

色んな商品を他社から仕入れて売るなんて、情熱を持てないし性に合わないと感じていました。

自社で開発して作り、それを自社ルートで売る。

何を最終マーケット(エンドユーザー)が求めているのかを考え、そのモノを開発して作り、自社で販売する・・・というビジネスストーリーは考えてみれば、ごく自然で当たり前の事です。

他人が考えたモノを売るなんて、メーカー発想から考えればチョッとおかしいのです。

とにかく大卒後はメーカーに就職して、自社商品をドンドン売りまくりたい・・・この一点でした。

当時の歌謡界のように3者(作曲家、作詞家、歌手)分業体制ではなく、歌というのは海外では当たり前のシンガーソングライターが念頭にあって、当時日本でも自分で曲を作り歌っていた山下達郎やサザンやユーミンといったニューミュージックがブレイクしかけていたのも影響していたのかも知れません。

30年前のバブルの真っ最中に、サンケイ新聞のコラム欄の一行の言葉に助けられました。

それは「何ら生産行為をせずに儲けるのはおかしい・・・」という一節です。

世の中バブルの好景気に沸いていた時期で、土地と株が毎日のように値上がりしていた時期に、サンケイ新聞が小さなコラムで世の中を批判していたのです。

この時私のモノづくりのDNAがビビッと「そうやな!今の世の中オカシイ!」と反応し、バブルでは土地や株に一切手を出す事もなく九死に一生を得たのです・・・(汗)。

このたった一行が、自分の株や不動産への投資を思い止どめらせていたのです。

逆に言えば、この記事を見逃していたら、サンケイ新聞を取っていなかったら・・・変な方向に走っていたかも知れません(汗)。

銀行が入れ代わり立ち代わり毎週来て、「株や不動産やゴルフ会員権に投資するなら、ナンボでも貸しまっせ・・・」と言っていたバブルの真っ最中で、誰もがそのワナに嵌っていた狂気の時代でした。

そのバブルが2,3年後には急転直下で崩壊してしまい、その日本経済がグチャグチャになってしまった後遺症が20年続くとは誰もが想像していませんでした。

弊社もその煽りをまともに受け、100%取引していた伊藤忠の大リストラで繊維部門の川中(織物)分野のビジネスが殆ど無くなり、弊社も路頭に迷いかけました。

幸いサラリーマン時代の営業力を活かし、これまで全く付き合いのなかった繊維専門商社や紡績や合繊メーカーといった新規開拓でこの難局を何とか乗り切ったのです・・・(汗)。

この時の大変さは、リーマンショックやコロナショックの比ではありませんでした。

そのバブルの経験で、マスコミや他人の言う事を真面に信じず、適当にスルーする大事さを学びました。

学生時代空手の約束組手で、軸足を中心に斜め後方45度に回転しながら相手の攻撃をかわして反撃する「転身」という糸東流の移動稽古をよくしましたが、正にそれと一緒です・・・(笑)。

という事で、何が吉と出るか凶と出るかは全く分からいというのは64年間生きて来た実感ですが、その中で言えることは「自分の背景にある歴史(経験)の範囲でしかモノゴトを考えられない」という事です。

と言うか、ソコから逃れられない・・・とまで言えるでしょう。

今後もメーカー的な発想でビジネスを展開していきますが、時代に合わなくなり「退場」を余儀なくされる「前」に自分で気づかなければなりません。

戦後の日本の経済史を振り返ると、どんな企業でも必ず「その時」がやって来ました。

おそらく娘や孫らが「ジージ、もうそろそろユックリしたら・・・」とハッキリ助言してくれるでしょう・・・(笑)。

それが唯一の救いかも。
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Last updated  2020.09.07 14:45:02
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