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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
ここ1週間で元グループサウンズ(GS)の2人の訃報を新聞で見て驚きました。
1人は元ザ・ゴールデンカップスのドラム&ボーカルのマモル・マヌーさんで、もう一人は元ザ・タイガースのギターの岸部シローさんです。 お二人のご冥福をお祈りします。 「グループ・サウンズ(GS)」と言えば、1967年(昭和42年)から1969年(昭和44年)にかけて日本で大流行したジャズ喫茶、ゴーゴー喫茶を中心に活動したロック・グループなどを指し、ちょうど私が小学校5,6年の時に大流行し、小学生だった私でもハッキリ記憶しているくらいショッキングな出来事でした。 1965年にベンチャーズがレギュラーメンバー4人で初来日し、翌1966年にビートルズが初来日していますが、その影響を日本のGSはまともに受けたのでしょう。 近所の友達とその大学生だった兄さんのベンチャーズのレコードをこっそり盗み聴きして衝撃的なエレキギターの音にドキドキしたり、両親の読んでいた週刊誌にビートルズの記事がデカデカと出ていた事を昨日の事のように覚えています。 しかし何故、当時人気だった両グループが来日したのでしょうか・・・? それは当時自由主義国でアメリカに次いで人口2位という日本のマスマーケットに(アメリカ2億、日本1億)、欧米の音楽プロモーターが注目したのだろうと思います。 しかし1970年にはGSブームも去ってしまいました。 当時の従来の日本の歌謡曲に飽き足らない中学生から大学生の膨大な数の音楽ファン達は、ちょうど宙に浮いた格好になってしまったのです。 それにまた目を付けたのが、欧米の音楽プロモーターだったのだろうと思います。 その自由主義国日本の若者の膨大なマスマーケットを見抜き、レッドツエペリンとシカゴは1971年、ディープパープルとCCRは1972年、サンタナとデビッドボウイは1973年・・・と続々と世界的ミュージシャンが初来日を果たしたのでしょう。 中学生の時に友達の高校生の兄さんがシカゴを見に行ったという話を彼から、ワクワクドキドキで聞いていたのを思い出します・・・ 当時日本の中高生に大人気だった深夜の人気ラジオ音楽番組「ヤングリクエスト」のベスト10の殆ど全曲が洋楽だったというのが、計り知れない人気のバロメーターでしょう。 という事で、私が影響を受けた音楽遍歴を振り返ると、日本の歌謡曲 → ベンチャーズ&ビートルズ → グループサウンズ → 洋楽ロック → クラシック&映画音楽(オケ部でトランペット) → 日本のフォークソング(ボンゴでバンド参加) → 日本のニューミュージック → 日本のロック(ドラムでバンド参加) → ジャズ&フュージョン → ソウル&ディスコ → ラテン&ボサノバ → R&B・・・といったところでしょうか。 そして、この50年前に日本で起こったGS大ブームは、日本古来の民謡や歌謡曲と共に世界に誇れる日本の音楽文化のひとつだと思いますし、今なお我々日本人の心に受け継がれ、誰かが何処かで毎日歌い演奏され続けているのです・・・ 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.09.20 20:49:36
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