トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

ウインドサーフィンはもう４０年以上も私の趣味ですが、全国的に愛好者の高齢化が止まりません。

おそらく平均年齢は５０代半ばと思われます。

しかも、殆ど男性。

私がホームポイントにしている関空前のマーブルビーチでは、もう何年も女性ウインドサーファーを見かけていませんし、３０代の若者？の姿も見ていません。

４０代でも「若いなぁ～」という感じですから・・・（笑）。

このままでは確実に、１０年後には敬老スポーツです。

日本の現役トッププロが５０代というのが、それを端的に証明しています。

ウインドを始めた２２歳の時に、同じフリート仲間の最長老が３５歳くらいで「ナンとジイサンがやっているのか？」と驚いたものですが、そのジイサンより二回り以上年くっている今の自分に苦笑いですが、周りのウインド仲間が５，６０代ばっかりなので、このマーケットというのは３０数年前に大ブレイクしましたが、その後急速にマーケットが萎み、新規愛好者が殆どなく昔の愛好者がそのまま年を取っているという日本では非常に特殊なマーケットなのでしょう・・・

ウインドサーフィンという派手で華やかな若者のスポーツというイメージだと思いますが、実態は敬老スポーツになりかけていたのです。

ここまでマーケットが萎んだ原因は色々考えられますが、セッティングが複雑で邪魔くさいというのと、夏の紫外線が身体に（日焼けが）良くないという２つが主に考えられます。

私が最も心配しているのは、マーケットが更に縮小しショップが無くなり、道具メーカーが無くなることです。

そういった日本の現状を危惧して、日本で昔から最もウインドサーフィンが盛んな湘南地区では小中学生からウインドサーフィンを馴染めるように協会団体が色々と画策しているようです。

大阪はそういうような動きは全くありませんが。

ウインドサーフィンに対する温度差が東京と大阪でココまで違うのかと残念です。

ウインドサーフィンと違い、バンド（軽音楽）に関しては東京も大阪も高校生らの若い子が熱いです。

弊社「スタジオ０７２４」の１５００人超の会員の約半数は高校軽音楽部（或いはOB＆OG）です。

彼らは放っておいてもバンド活動されます。

注目すべきは、我が母校である貝塚市立第三中学校に軽音楽部があるのです。

いつ作られたのかは知りませんが、吹奏楽部はないのに軽音があるのです。

大阪府下の公立中学校で吹奏楽部はあっても軽音楽部（バンド）のある所は少なく、堺市以南で福泉中学、高石中学、貝塚三中、泉南中学くらいしかないようです。

堺市から岬町まで９７公立中学がありますが、４校しかないのです。

たった４％しか無いのです。

殆どの高校で軽音楽部がある事を考えると、その前段階（中学）での潜在需要を無視しているとしか言えません。

もう少し増えてもイイと思うのですが・・・

事実、中学時代に軽音部だった高校生の部活への熱意に目を見張るものがあります。

部活を超越して、バンド活動（音楽）への想いがハンパないのです・・・（驚）。

ある意味、これこそホンマもんの芸術と言えるでしょう。

私の言いたいのは正にココで、年齢に関係なく「一生モノを手に入れる」事こそ、人生の本当の幸せだと。

これはお金では買えませんから。

弊社スタジオ会員さんの７０％が１０代２０代の若者ですから、その中で少なからず中学校の教員になった人もいますから、中学校に軽音楽部をもっと簡単に作れるように規制を緩和すればイイのでは。

という事で、弊社スタジオ０７２４の利用料金体系は高校生は「特別料金」という事で一般会員さんより安く設定しています。

この意図は「もっと音楽を楽しんでください・・・」という事です。

若い頃にバンド経験を積めば、その後バンド活動を一時止めても、その後またヤリたくなるものです。

それほど音楽にはハマる魅力があり、スポーツと違って生涯の趣味になる可能性がありますから。

私は中学１年に初めて自分の小遣いでレコードを買ってから、もう５０年以上も音楽を聴き続けています。

それほど音楽は「人生を豊かにする」のです。

スポティファイの株も名実ともに上がるはずです・・・（笑）。

まぁ中高生がお客さんになってくれれば一生涯続きますので、コレはマーケッティング理論的にも合っているのです・・・（笑）。



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