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     トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

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2021.03.31
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15年前に織物業からトランクルームに転業した訳ですが、一番戸惑ったのが商取引(商習慣)です。

当たり前ですが、織物業の時は気企業間取引「B to B」でしたが、トランクルーム賃貸業は主に一般顧客を相手にする「B to C」と全く違う商取引でした。

※B to B(Business to Business)とは企業間取引を意味し、B to C(Business to Consumer)とは企業が個人に対して商品・サービスを提供する取引を指します。

これまで繊維商社から生産する織物を受注し(材料の糸を支給され布を織るという委託生産)、機械の部品は機料店という繊維機械専門の業者から仕入れ、経糸の強度保つためにサイジングという業者に発注していました。

父親の時代は「少品種大量生産」でしたが、私の代になってから「多品種小ロット生産」に切り替わざるを得なくなり、それこそ「値段交渉の毎日」でした・・・(汗)。

「いくらで受注するか(1m織って何円)?」「1ヤード糊をつけて何円か?」と、織物が切り替わる度に毎回受注金額と仕入れ金額を緻密に計算するのです。

この1円の攻防の毎日の駆け引きが、スゴク神経をすり減らす主因だったのです。

月産20万mでしたので、1円の差で月に20万円も粗利が違うのです(賃織りなので仕入れなしの純工賃のみ)。

トランクルームに転業すると、こういった織物時代の神経のすり減らす交渉(受注、仕入れ)もなく受注(集客)は一般ユーザーに変わったのです。

転業する前は「業者を相手にするより楽だろう」とか「何とかなるだろう」と高をくくっていました。

イザ、最初のお客さんが来られた時は、ビビりましたね~(笑)。

そりゃ、そうでしょう。

生まれて初めて一般客を相手に商売をするのですから・・・(笑)。

イヤ、ホント。

しかし慣れとはエライもので、10人、20人・・・とトランクルーム賃貸借契約を試行錯誤でこなしていくと、ダンダン慣れてきました。

こんなモノか・・・と。

B to Bは数少ない業者と深く関わり、B to Cは多くの一般個人と軽く関わる・・・というイメージでしょうか?

リスク分散の理論から言えば、B to Cの方が遥かに有利です。

更に泉州の織物業者は弊社を含めて後染の綿織物(春夏のファッション衣料)が主体でしたので毎年10月から3月がシーズンで、4月から9月のシーズンオフをどう切り抜けるか?が毎年頭を痛める課題だったのです。

長年のB to Bで偏った業者だけとの取引によって、リスク分散の重要性を心底感じましたので、今のB to Cの方が自分に合っていると思います。

何より、値段交渉が一切ないというのが一番ラクです。

中にはこれまで何人か「ちょっとマケテくれませんか?」という交渉を切り出す人もいましたが、過去15年間一切応じませんでした。

毎日値段交渉していた織物時代と雲泥の差です。

これを幸せと言わずしてナンと言うのでしょうか・・・(笑)。

考えてみれば15年前の繊維業界は、構造不況業種と呼ばれて久しく既に織物業者だけで1960年代後半の最盛期の業者数の90%が倒産廃業し、問屋やアパレルもバブル崩壊を乗り越えたシブトイところしか残っていませんでしたのでレッド―オーシャンで、かたやトランクルームは発展途上の新しいマーケットでまだまだ伸びる可能性が残っていたブーオーシャンでした。

まァしかし織物時代は、どことは敢えて言いませんが某大手業者の発注者側の有利な立場を利用され、脅しまがいのマーケットクレームを受けさされたり、某染工場は自分のミスを弊社になすりつけたり・・・

所謂、下請けイジメです。

挙句の果てに「末端(小売り)で売れてないから、製品で返すぞ」と。

売れなのはアパレル企画担当者の責任なのに、単にA品の生地(染色前)しか織っていない立場の弱い弊社に、染色代と縫製代を負担させるという考えがもう常軌を逸脱しています。

こんな脅しはもうヤクザレベルで、もうこの業界は終わっているなぁ・・・と悲しみを通り越して、可哀想に思いました。

ドップリ業界に浸かってしまい業界の異常さ(日本のアパレル業界の在庫過多)に麻痺してしまい、もう完全に一般常識を失ってしまったのでしょう。

まぁ、こんな寿命の縮む悔しい思いを何回もしました・・・(涙)。

今ならそんな業者はパワハラで訴えられるでしょう。

所詮こういう会社の担当者は飛ばされ会社は万年赤字だったり、倒産や廃業したりと当然の報いを受けていました。

そんな言われもないマーケットクレームや採算ギリギリの値段交渉に疲れ果てる度に、単なる下請けの悲哀を味わい、「いつかはこんな思いから脱しなくては・・・」とジクジクたる思いの積み重ねも転業のキッカケになったのは言うまでもありません。

やはり「川上(原料)ビジネスより、川下(小売り)ビジネスへ」という強い思いが、エンドユーザー相手のトランクルーム賃貸業に向かわせたのでしょう・・・



「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798  mail: info@sasatani.com

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Last updated  2021.04.01 04:18:57
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