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カテゴリ:人生訓
本日から5/31まで1カ月半、弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」を臨時休業しますが、長い目でバンドスタジオ経営というのを考えると、政府の緊急事態宣言を待っている暇はなく、今正に大阪のコロナ感染状況が大変になっているこのタイミングで休業しなければならないのです。
ビジネスだけでなく人生で大事なのは、長期的展望つまりマクロ視点です。 今、グッと辛抱、ガマンすれば、未来が必ず開けるのです。 先日の読売新聞の「時代の証言者」というコーナーで連載されていた、すかいらーく創業者の横川さんの最終回に「83歳商売人 定年なし」というテーマが目に飛び込んできました。 商売人・・・しょうばいにん、あきんど。 一般的にはキーワードとして「ガメツイ」「うさん臭い」「海千山千」といった良いイメージはありませんしイロイロと見方がありますが、この言葉が好きです。 自分を指す言葉として、これがピッタリのような気がします・・・(笑)。 現在5つのビジネス(トランクルーム、音楽スタジオ、テレワーク&自習室、卓球場、不動産仲介業)を展開していますが、私は高校オケ部でトランペットを担当しドラムを少しカジッタ程度でプロドラマーでもありませんし、卓球アスリートでもありませんし、イケイケドンドンの売買仲介専門の不動産屋でもありませんし、宅建士と不動産コンサル資格とファイナンシャルプランナー(2級FP&AFP)資格は持っていますが国際資格の1番難しい1級とCFP資格は持っていませんし、HTML言語を勉強してWEBサイトのSEO対策くらいしか出来ないプログラマーでもないタダの商売人です。 青春を捧げたウインドサーフィンも大学に学連加盟の同好会を創ったと言っても最高位で全日本選手権で92位で、空手も二段しか取っていません。 関西外大時代も毎朝5時から家業の織物工場に入っていて、空手、ウインドサーフィン、ドラム、ディスコ、ライブハウス、読書(年間200冊くらい)・・・と超多忙な青春を送っていましたので、英語はかろうじて卒業できる程度しか勉強できませんでした・・・(汗)。 見た目もただの小太りのジイサンです・・・(笑)。 大阪に1万社も同業者がいる不動産屋は別にして、他の4つはニッチマーケットに特化して大阪府下で1位ではありませんが、堺市を除いた南大阪(泉州)エリアでは、それなりのシェアがあると思います。 ニッチマーケットでそれなりのシェア・・・というのがポイントです。 企業秘密でも何でも無いですが、この裏に実は大きなコストダウン要因が隠されていたのです・・・(笑)。 まぁイロイロやっていますが「極めていない」・・・中途半端と言えば、確かにそうですが(笑)。 自分を100%近く活かすには、現在の自分の知力、体力、これまでの経験、人脈、資産(貯金、借金、不動産、株)をすべて棚卸して、客観的に戦略を組み立てる事が大事です。 中でも一番大事なのは、もちろん目に見えない経験です。 これまでの経験によって将来が決まる訳で、現在の自分は良し悪しは別にして過去の自分の経験(歴史)の「集大成」と言えば誰もが理解できるでしょう。 まァ、無いモノを羨ましがっても仕方がありませんし、あるモノを上手に活かすしかないのです。 医者や弁護士といったスペシャリストや有名プロミュージシャンを見ると社会的地位と責任があり影響力が大きいという意味で羨ましいですが、自分には自分の道がある・・・と(涙)。 15年前まで「泉州の織屋の社長」として、ある時は繊維の営業で大阪本町を駆けずり回り、また毎朝5時から工場で繋ぎ(タイイング)や油だらけになって機械の修理をし、ある時は事務所で経理や受け渡し(糸と織物)管理でパソコンと格闘し、ある時は軽トラに重量オーバー近い糸や反物やビームを積んで走り、ある時は倉庫内をフォークリフトに乗ってパズルのように糸と反物を整理して、パートを含めたった10人の従業員で355日24時間エンドレス稼働で月産20万mの織物工場を経営していました。 50歳まで「イロンナ事を一人でやってきた」経験が、60歳以降の定年なしに繋がっているのです。 企業ならダイバーシティ的で多様な人材を確保する事が将来の社運を分けますが、弊社のような零細企業は経営者自身の多様性が問われるのです・・・(汗)。 単純で楽な仕事ばかりして、体力や知力の衰えを計算に入れて仕事のスタイルを変えなければ60歳でオワリでした。 50歳までの仕事術は、将来の自分(今の仕事をそのまましていたら右肩下がり)をイメージしながら、徐々に仕事を変えていかなくては60歳以降に繋がらないのです。 言葉を変えれば、大多数のサラリーマンが60歳定年を目標にして働いてきましたが、それを60歳は「単なる通過点」で80歳を目標にするのです。 こう考えると、仕事の質が全く違ったモノになり、これを5年、10年続けると恐ろしい差になってしまいます。 今年私は65歳になりますが、サラリーマンだった同級生の多くは60歳からの継続雇用も終わり、半数以上は無職になり年金頼りになるのが現実です。 しかし65歳で仕事を完全に止めて夫の年金だけで食べていける人はまだ幸せで、実際は夫の年金だけでは食べていけず奥さんも動員してバイトやパートの仕事に励んでいる人が多いのが実態だと思います。 という事で、60歳が定年とするなら、すべては50歳までの2,30年の働き方が問題だったのです・・・ 一発逆転や起死回生は可能だと思いますが、それには最低でも5年は掛かると思います・・・(汗)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.18 05:46:21
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