「リセットする勇気」で人生を乗り切ってきた!
一昔前まで高校や大学を卒業して就職したら、ずっとその会社に60歳定年までの約40年間を勤めるというのが一般的でした。途中で転職や離職するというのはタブーに近かったのです。転職というのは言わばリセットです。会社を辞めて何処か別に会社に転職するのは勇気が要ります。リセットには勇気が要るのです。人間関係でもリセット(絶交、離婚)には勇気が要ります。勇気が要りますが、リセットしないと前に進めないという現実があり、そこに葛藤が生じます。その葛藤を乗り越えたところに明るい未来があるのです。自分の人生にとって大事な事でリセットできる人と、ズルズルと何もできない人の差がここに現れます。と言っても、直ぐには結果は出ません。結果として差が現れ始めるのは1年後で、5年後にはハッキリ現れます。という事は、5年先を見つめてリセットの決断を下せるか否かが人生を決めるのです。ココです・・・人生のポイントは。私は29歳の時にサラリーマンを辞めて家業の織物業に戻り、31歳で旧式のシャットル織機から最新鋭のエアージェット織機を新工場を建設して導入し、49歳で織物業を廃業してトランクルーム業に転業しました。29歳の時にこのまま30代に突入すればサラリーマンを辞められなくだろう(安月給のまま人生を終えるのか?)と不安になり、31歳の時に100年前と同じメカニックなシャットル織機だと勝負にならないだろうと、49歳の時にこのまま過酷な355日24時間エンドレス工場操業を続ければ60歳まで身体が持たないだろう・・・と(汗)。まぁ67年間の人生を振り返ると、29歳、31歳、49歳の3回、人生を大きくリセットしたのです。その中で何と言っても人生最大のリセットは49歳の織物業廃業(トランクルームに転業)で、これまで祖父の代から57年間築いてきたモノを私の代でゼロにしたのですから・・・先祖に対する申し訳なさで一杯でしたが、母親と妻と子供3人を養い、今を生きるためには仕方がありませんでした・・・(涙)。ギリギリまで踏ん張っていたら、その2年後のリーマンショックで倒産していたでしょう・・・(汗)。私は株は長期保有で売買はしませんが、バブル前年の31歳の時にエアージェット織機20台を安く買い新工場を格安で建て何千万円も節約して他社に先んじて高級だった羽毛布団の高密度織物の生産を軌道に乗せ、49歳で廃業して使い倒したエアージェット織機を北京オリンピック前の好景気に沸いていた中国にソコソコ良い値段で転売でき、リーマンショックにも巻き込まれずにホンとラッキーでした。まぁそんな中で「小さなリセット」を何十回と繰り返したのは言うまでもありません。借金を全額返金して取引銀行との決別、織物業を廃業して取引先との決別、合わない人間との決別、入会する意味がなくなり商工会議所や経済クラブからの離脱・・・といった割と大事な事でのリセットです。こういった小さなリセットと大きなリセットが出来たからこそ、前に進め・・・今があるのです。1日24時間しかありませんから。なぜ人生でこれだけリセットが多いのか・・・?それは自分も変わり周りも変わるからで、自分自身が何も変わらず進歩がなければ、相手が知らぬ間に遠ざかってしまいます。世の中は毎日刻々と変わっていっている・・・という現実を直視しなければ(汗)。という事で、これまで大事な局面でのリセットを沢山こなしてきましたが、残り少ない人生で更にコレが加速してくるでしょう・・・何をリセットするかで、自分の老後が充実するかどうかの分かれ目です・・・(汗)。逆に自分がリセットされてしまうかも知れませんが・・・(笑)。「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ