トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

弊社が事業展開している「トランクルーム貝塚」「スタジオ０７２４」「テレワーク＆スタディ貝塚」は大阪の郊外に立地していますが、本来これらは都会型ビジネスです。

理由は都会には居住スペースが狭いマンションが集中し、メンバーが集まり易い会社や大学が都会に集中し、ホワイトカラーの仕事が都会に多く、何より人口が多いからです。

貝塚市が人口９万人、堺市が８５万人、大阪市が２８０万人ですが、昼間人口が北部にある堺や大阪市の都会に南北に走っている便利な南海本線や阪和線でストローで吸い取られるように流れていきますから、地元貝塚でのビジネスチャンスがグッと減ります。

弊社の立地は大阪市内から１時間以内の大阪府の南部に位置する郊外の貝塚市で、少なくとも５００～６００年は経っていると思われる泉州の古い集落のど真ん中です。

常識から考えると、圧倒的不利な立地条件です。

しかし、田舎にもメリットがあったのです・・・（笑）。

トランクルームやスタジオやテレワークのお客さんによく言われるのが「車で直ぐ来れるので、案外便利ですよ・・・」です・・・（驚）。

そうなんです。

車で来るのに案外便利なんです。

湾岸高速と阪和道の両方の貝塚インターからちょうど真ん中の１５分という案外好立地ですので、堺や大阪市からだけでなく、河内長野や和歌山市内から結構近かったのです。

確かに大阪市内だとコインパーキングを探すのに時間が掛かりますし、電車だと乗り換えなどで時間が２倍掛かる可能性もあります。

トランクルームや音楽スタジオやテレワーク室は都会型ビジネスと言えど、駐車場で難儀するのです。

高校生や２０代の若者なら、重いギターを背負って真夏や真冬に都会を闊歩するのはカッコイイですが、５０代以上のシニアにとって雑踏の都会で駐車場探しをするなんて苦行以外何物でもありません・・・（汗）。

２０代と５０代の都会のワンシーンは違い、２０代にとって青春の思い出の１ページですが５０代にとって単なる見慣れた日常です。

そういう意味で、田舎のスタジオでも駐車場があるというのは、シニアミュージシャンにとって隠れたメリットだったのです。

リハーサル（バンド練習）スタジオという大手が参入してこないニッチマーケットですが、そこにはニッチマーケットなりの熾烈な競争が存在していたのです・・・（汗）。

しかしコロナによって昼間人口が都会から田舎（郊外）へシフト分散した事によって、郊外に立地している弊社にとって正に追い風だったのです。

という事で、１５年前までガチャガチャというウルさい織機音のする織物工場の現場で働いていたオッサンが、今泉州でも最大級のリハーサル（バンド練習）スタジオを経営しているなんて誰が想像したでしょうか・・・？

本人の私がまず、オメガトライブではありませんが１０００％想像してませんでした・・・（笑）。

人生なんて、ホントわかりません・・・という私がイイ見本です（笑）。

１００歳まで生きる（生きたい）としてあと３５年もありますが、後継者の娘に出来るだけの事を伝え、孫と会えば一生懸命遊び、心構えとして悔いの残らないように生きているつもりです・・・（汗）。

２４年前の私が４１歳の厄年の時に社長であった父親が持病の心臓病で突然亡くなり、現場と営業しかやって来なかったので経理には全く無知だった私にとって会社経営を軌道に乗せるまで相当苦労しましたし、子や孫にはそういう苦しく悲しい思いをさせたくありませんから。


「トランクルーム貝塚」「スタジオ０７２４」「貝塚卓球センター」「テレワーク＆スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越６６１　tel:０７２－４４６－０７９８　 mail: info@sasatani.com


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