|
カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
あるレポートで地方の人口流出に歯止めが掛からないのは、
「仕事や余暇の満足度もさることながら、人間関係や文化水準の満足度のほうが、寛容性との相関関係が強く、特に文化水準の満足度(音楽・演劇・美術など芸術文化に触れる機会が多いなど)の影響が大きく、寛容性を高める要因になりうる」 というのがありました。 単に「人間関係が閉鎖的」で「親や親戚の干渉」といった田舎のデメリットだけだと、若者は都会へ流れる・・・という事を示すのでしょう。 ならば、田舎でも文化水準の満足度が高く、趣味に割ける時間が多くなれば、若者は逃げ出さないと言えるかも知れません・・・(汗)。 コロナ以前まではよく大阪市内のライブに行きましたが、たまたま隣り合わせた人と喋ると、地方から1泊で来ているという人が多いのに驚かされますし、海外旅行に行くのに関空まで近いですが、ツアーで知り合った人達の多くが関空まで来るのに数時間掛かったり1泊で来られているのに驚かされます。 貝塚でヨカッタなぁ・・・と(涙)。 大阪府南部に位置する貝塚市は、都会と田舎をミックスしたような「トカイナカ」と言われることがあります。 日本で2番目の大都市で世界のOSAKAまで1時間で行けますし、大阪府下唯一の二色浜海水浴場や葛城山がありますし、盆踊りがありだんじり祭りも100年以上も続けられています。 他には大阪には珍しい100年以上続く大峰山に登る行者講や宮座もありますよ・・・(笑)。 考えてみれば、素晴らしいところに生まれ育ったことに感謝しかないです・・・(涙)。 正に、灯台下暗しだったのです。 戦後50年くらいはモノを買って物質的価値を見出す人が多かったので「モノ消費」が日本経済を支えてきましたが、それ以降は趣味や経験を重視する精神的価値を見出す人が増える「コト消費」に徐々にシフトしてきましたので、そういう意味でこの大きな流れにスタジオ経営はある程度乗っているような気がします。 その背景には歴史的には中国や韓国にはない、日本の50代60代70代が青春時代に経験した第1次バンドブームや洋楽ロックブームや第2次バンドブームがあり、当然その子供や孫にも大きく影響を与えているという「日本独自の大きな潜在(回顧)マーケット」の存在があり、その青春の記憶や経験は絶対消せないからです。 という事で、たまたま偶然にもそんな泉州で生まれ育った事もありますし、リハーサルスタジオで地元泉州の軽音楽(バンド)文化を少しでも盛り上げて、泉州の文化水準を少しでも上がる一助になれば私のミッションが果たされたと思います。 確かに衣食住に関わる仕事は生活に必須で、文化芸術は不要不急と言われがちですが、日本のように豊かになった先進国にとって、人生に潤いを与える文化芸術は必須と言えます。 スタジオ会員数も1700人近くになり、コロナ下でスタジオ経営が厳しいのが会員さんにも伝わるのか、スタジオを辞めるとは一言も言っていないのに「けっして辞めないでくださいねェ・・・」と多くの会員さんから言われるのに期待とプレッシャーを感じます。 それと言うのも、泉大津から岬町までの泉州南部エリアで、弊社スタジオを含めてリハーサルスタジオが3軒しかない貴重な存在?と思われているかも。 そんな文化芸術のカテゴリーに入る軽音楽のリハーサルスタジオをビジネスにしようとしている訳ですが、コロナ下で非常に難しい舵取りを迫られ苦戦を強いられていますが、何とか乗り切っていきたいと思います・・・(汗)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.10.03 18:29:23
コメント(0) | コメントを書く
[音楽スタジオ(スタジオ0724)] カテゴリの最新記事
|