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カテゴリ:書評
精神科医の和田秀樹著の「70歳は老化の分かれ道」を書店で題名に惹かれ、衝動買いしてしまいました・・・(笑)。
もう65歳なので、70歳と言えば「目前」ですから・・・(汗)。 振り返ると、40歳から50歳までの現役バリバリの頃の10年はまだ長く感じましたが、その後の50歳~55歳、56歳~60歳、61歳~65歳の5年刻みで見ると「一瞬」で過ぎ去りました・・・(汗)。 サラリーマンで言うと、55歳の管理職定年前から60歳定年以降の事を見据えて実際の「行動」を起こさないと、大事な自分の将来がエライ事になります。 目先の受験勉強と違って、努力しても実を結ぶのが10年後ですから、40代でもウカウカしていられません。 会社の目的は生き残ること(倒産せずに存続)で、その為にはリストラや左遷や子会社化や部門売却(M&A)といった事を、各社員の心情や境遇をいちいち考えずドンドン行っています。 まぁ、気になるところを挙げると ・70代は老いと闘える最後のチャンス ・70代に身につける「習慣」が、その後の人生を救う ・何事においても「引退」などしてはいけない ・働く事は、老化防止の最高の薬 ・肉を食べる習慣が「老い」を遠ざける ・陽の光を浴びる習慣が人を若々しくする ・インプットからアウトプットに行動を変える効果 ・長生きしたければダイエットをしてはいけない ・血圧、血糖値はコントロールしすぎない ・健診より心臓ドック、脳ドックを受ける ・70代は「うつ」のリスクが高くなる ・趣味は働いているうちにつくろう ・うつになりやすい人の「考え方」、なりにくい人の「考え方」 ・男性ホルモンは男にとっても女にとっても若さの源 と言ったところでしょうか。 49歳の時に織物業からトランクルームに転業しましたが、その時の心境は「60歳で自分が織物業をしているイメージがどうしても湧かなかった」のです。 洪水的な中国からの織物(製品)輸入で日本の繊維業界が壊滅的な打撃を受け、それでも生き残ろうと思えば多品種小ロット生産で355日24時間織物工場を稼働させなければならず、こんな事を考えると自分の身体も老化し、織機も買い替える更新時期に入るだろう・・・と。 そんな将来を考えると「もう無理だ!今のうちに(早い目に)転業しなければ!」と、事業転換を決断したのです。 転業の決断は前年の48歳でしたから「まだ40代だ!」という意識があり、その裏にはもう少し待って50代に突入すれば「もう50代だ・・・」と心理的に事業転換ができなくなるだろうという危惧があったのです・・・(汗)。 「まだ40代」というのと「もう50代」では、心理的に雲泥の差があったのです。 幸い借金も少なかったので、廃業のついでに全額返済して身軽になろうと考えられたのも、転業を後押ししました。 これで将来がパッと明るくなり、夜も熟睡できる・・・と(笑)。 ポイントは正にココで、資産に対して借金過多であれば廃業しようにも出来なくなり、メインバンク主導の下でフェードアウトの仕方を模索する事になりますが、だいたい倒産の道を辿るというのが多いです。 やっぱりいくら金利が低くても、マスコミや銀行が「モノ(車、家、不動産)を買って、金を借りなはれ!」と煽っても、この不透明な時代を生き抜くには、個人も法人も身分不相応な借金が将来を暗くします。 まぁしかし、50歳まで老後の事なんか、まだまだ先の事とタカを括っていましたが、49歳で織物業からトランクルームに転業してからアレヨアレヨという間に65歳になってしまいました。 その間に5つのビジネス(トランクルーム、音楽スタジオ、テレワーク室、卓球場、不動産仲介業)を起業して結構忙しくしていましたが、ボーッとしていたら何もできないまま15年なんか一瞬で過ぎ去ったところです・・・(汗)。 そして、遂に70代の大台まであと一歩。 自分自身が今のこのポジションを全く信じられませんが、戸籍はウソをつきません。 誰が見ても、正真正銘の立派なお爺さんだという事を・・・(笑)。 この認めたくない悲しい?現実を受け入れなければ・・・と。 私はロングスパンではポジティブですが、ミクロではネガティブという「着眼大局、着手小局」的なスタンスを取っています。 100歳まで生きるのが目標と抽象的に考えていますが、65~70,71~75,75~80・・・と5年区切りで計画を立てて実行していかないと、100歳まで順調に生きれないと思います。 とにかく100歳まで生きるというのは、現在45歳の人と一緒に年をとるという事ですから、ヤルべき事はアンチエイジングではなく「老化を遅らせる(現状維持への努力)」事に尽きます。 という事で、 自分の身体や仕事や子や孫を中心にイロンナ事を考えながら、100歳を目標に年を取っていく訳ですが、最後の最後に「オレの人生は楽しかった! 悔いは全くないでェ!」と心の中で叫ぶような人生を全うしたいです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.10.05 11:52:29
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