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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
先日クレジットカード会社が毎月発行している小冊子を見ると、日本全国に特徴のある「町の文化スポット」として小さな本屋さんが復活しているという特集に目が止まりました。
普段はサッと目を通すだけでジックリ読まないのですが・・・ デジタル社会の仕事に疲れて、リアルな本屋というアナログに人間の本能が自然と揺れ戻しているのか・・・? 確かに普段の買い物はアマゾンで済ます場合が多いのですが、時折フッとツタヤに立ち寄って本を読んだりします。 やはり、実際手に取ってパラパラと読んでみたいものですから。 ここ10年で急激にデジタル化してしまった仕事に、心がついて行っていないのだと思います。 そういう今こそ、こういったノスタルジーでアナログチックな昔懐かしい街の本屋が見直されているのでしょう・・・ 昨今のアウトドアブームも、その辺の流れから来ているのでしょう。 そりゃ、そうでしょう・・・人間はロボットではありませんので、そんな簡単に切り替えなんか出来る訳がありませんから。 まぁしかしアナログへの回帰と言っても、大きなウエーブにはならずニッチマーケットに収まっているところがポイントかと思います。 デジタル化の大きなウエーブは大手に任せて、我々中小零細企業が取るべき基本戦略はニッチで小さなウエーブなのです。 プロウインドサーファーはマウイ島のフキーパや日本の御前崎のような大きなウエーブに乗って大きなジャンプやサーフィンをしていますが、我々アマチュアウインドサーファーは大阪湾の小さな風波を捉えてチョップジャンプや小さなウネリでサーフィンをしているのがちょうどイイのです。 まぁしかし人生の大半をアナログで過ごした我々60オーバーのシニアにとって、デジタル社会はついていくのにツライものがあります。 私は仕事上仕方なく、どうにかついていかなければ仕方がありませんが・・・ できれば、もっともっとスローダウンして生きていきたいです。 なんせ日本が戦争に負けて10数年後の4,5歳の頃の昭和30年代半ばまで、貝塚市は大阪と言えど水道がなく井戸水でしたし、洗濯は自宅前の小川(溝)の共同洗濯場でしていました。 そのころ電話やテレビや車なんて町内で殆どなく、うちは織物業をしていましたので1番早い方でしたが、それでも電話は柱に取り付けたダイヤルの無い木箱で交換手にいちいち番号を言っていましたし、テレビも夜7時頃に近所の人らが毎晩うちに「見せちょうえ・・・」とゾロゾロと集まってきたくらいで、車もウインカーは手動でした。 トイレも10年くらいまでポットン便所でしたが、当時はトイレットペーパーなんかなく、新聞紙を小さく切って置いただけで使う時は手で揉んでいました。 しかし何か、日本のみんな幸せでしたねェ・・・ その時の空気みたいなモノ・・・懐かしいです。 それが戦後10数年たった大阪の郊外の現状だったのですから、地方はもっと遅れていたでしょう。 65歳以上の高齢者は私も含め日本の人口の30%弱を占めているようですが、この30%をビッグマーケットと捉えれば、「癒し」「回顧」「ノスタルジー」がキーワードになろうかと思います。 自由主義国でアメリカに次いで世界第2位の人口1億2500万人という巨大な日本のマーケットを考えると、まだまだ内需で掘り起こされていない潜在需要があるのではないでしょうか・・・? という事で、やはり人生に潤いのある要素を取り入れないという考えで、音楽スタジオを5年間経営してきた意味があったと思いますし、今後も赤字が出ない限り続けていきたいと思います・・・(汗)。 そして10年20年前より、町内に住んでいる若夫婦や高校生の中でも確実に音楽文化レベルが向上し、バンド経験者が増えていると思いますので、彼らが気軽に同じ町内のスタジオに来れるような「町の文化スポット」的な音楽スタジオを目指したいと思います。 そしてその先には、スペイン旅行のバルセロナのSOL駅周辺で見た毎日アフターファイブが音楽で溢れている光景のように、Aスタジオで週一くらいのチョットしたジャズやブルースのミニライブ・・・なんていう人生の癒しが欲しいですねェ(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.10.28 15:54:16
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