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カテゴリ:空手 karate
数年前に撮った大学時代に習った空手の型「バッサイダイ」の動画を、恥ずかしながらアップしました。
40年前に習った林派糸東流の型ですが、当時と1か所だけ変わっています(関節蹴りがなくなった)。 型の最後に最初の位置に戻るのが正しいのですがちょっとズレていますし、技のキレも悪いですが、これも年寄りで素人の愛嬌です・・・(笑)。 空手の型の本質は「空手に先手無し」で、百年以上も掛けて練りに練って想定した敵の攻撃を受けて反撃するというパターン化した動きで、沖縄の空手の達人が試行錯誤で考えられた格闘技の動きのエキスが詰まっています。 東京オリンピックに採用された空手は伝統派空手の4大流派(剛柔流、糸東流、和道流、松濤館流)ですが、採用されなかったフルコンタクト空手(極真会、新極真会、正道会館など)の基本や型は剛柔流や松濤館流が源流ですし、同じくオリンピックに採用されている韓国の国技でもあるテコンドーは元々松濤館流のアレンジですし、ニュージーランド発信の世界に普及しているスタジオプログラム「ボディコンバット」の考案者は幼い頃に松濤館流を学んだという事を考えると、如何に日本の伝統派空手の影響が全世界に波及しているかを証明していますので、日本人はもっと空手という日本の伝統武術に誇りを持って良いと思います。 まぁしかし、型を演武するには空手の基本である「突き」「蹴り」「受け」が身についていないと、ただの盆踊りになるのは素人目にも分かります。 何でもそうですが、高度な技術のベースには基本があり、それをマスターしないと上達が望めないので、この精神を遅ればせながらドラムにも活かそうと・・・(汗)。 空手の型は今年の東京オリンピック競技でもありましたので、一般の認知度も上がりつつあるのは喜ばしい限りです。 私が大学空手部から始めた頃はまだまだ世間の認知度が低く、同じ武道である柔道や剣道に比べて野蛮なイメージが先行していましたので、残念ながら空手をやっていますなんて堂々と言えない時代でした。 大学時代に夏休みのアルバイトで家業の織物工場で働くだけでは面白くないので、工場の仕事が終わってから電車に乗って夕方から天王寺ステーションビル屋上のビアガーデンでのアルバイトもした経験がありますが、採用担当から「あなた空手をやっているからエレベーターボーイやってよ」と言われ、即OKしたのが運の尽き、天王寺界隈は柄が悪いので毎週エレベーターの中で酔っ払い同士の喧嘩が始まるのです。 1階で呼び込みをしていると、階下に降りてくるエレベーターから「ドンドン」という音がして、ドアが開くと殴った方が一目散に逃げだすのです。 因縁をつけられたり怖い目をしましたが、家業の織物業の手伝いには特別手当は出ませんでしたので、当時のビアガーデンの時給450円は遊ぶための貴重な収入源だったのです。 まぁそんな恐ろしい目に遭うなら面接で空手の事を言わなければ良かったと思っても後の祭りでしたが、毎週ビアガーデンで漫才や歌を披露していた未だ駆け出しの頃の「春やすこ・けいこ」にエレベーターの中でよく出会い、苦労話を聞かせてもらった事が思い出に残ります。 という事で、過ぎ去れば何でも早いモノで、空手を始めたのが45年以上前になりますが、長いブランクを挟み未だに「ボランティア空手」でチョットだけ関わっている自分に驚きです。 ドラムも同じ頃にスタートし、1年半でギブアップしましたが、5年前のスタジオ起業時から40年ぶりに再開しました。 それより遅れて始めたウインドサーフィンは毎年ずっとやり続けていますが、夏チョッとだけと回数は激減しました。 「空手」「ドラム」「ウインドサーフィン」・・・正に青春の思い出だった訳ですが、単に思い出だけに終わらせず、未だにチョットだけ関わっているという事は、本当に好きだったのでしょう。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.12 04:44:52
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