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カテゴリ:空手 karate
空手の型の次は、沖縄空手独特の武器術(サイ)の演武のです。
元々沖縄から日本本土に空手が入ってきた大正時代は、「空手」「武器術」「関節技(取手)」の3つが一緒に入って来たのですが、いつの間にか「空手」だけが残り、武器術と関節技は沖縄系空手しかやらないようになりました。 サイの演武は空手の基本や型がベースになっていますので、これをマスターしていないと武器術が出来ません。 たまたま私が大学の体育会で始めた空手は詳しくは「古武道部」と言って、「林派糸東流空手(空手)」と「沖縄憲心流古武道(武器)」の2つを同時に稽古していました。 その時に今回の動画の「サイ」を初めて知りました。 後で知りましたが、林派糸東流の宗家の林輝男氏は本部派糸東流の会長だったようで、沖縄空手の影響を強く受けていたようです。 ボクシング世界チャンピョンの亀田兄弟も子供の頃に、本部派糸東流で空手を学んだようです。 しかし父親の心臓の手術で私が織物工場を任されることになり、古武道部を2年で辞めざるを得なくなりました。 と言うか、私が中心になって会社を経営する事になり、大学どころではなくなったのです・・・(汗)。 父親が退院し落ち着いたころに、また空手をやりたいと地元貝塚の沖縄本部流盛道館に入門しました。 途中から私の興味がウインドサーフィンに移ってしまい、空手を止めて大学に学連加盟のレース志向のウインドサーフィン同好会を創るほどノメリ込む様になりました・・・(笑)。 それから30年経った10年ほど前に、また地元の沖縄系空手道場に入門して、今回の動画を撮ったのです。 という事で、2年と短かった大学の空手時代でしたが、林宗家直々の天王寺にあった武育センターで昇級試験を受けたり、当時全日本チャンピョンや世界チャンピョンを輩出し勢いに乗っていた林派糸東流でしたので全日本クラスの選手が何人もいた寝屋川支部道場への出稽古は緊張感がピークに達したのを未だによく覚えています。 余りの厳しい稽古に、毎回死ぬ覚悟で行った事を・・・(汗)。 やはり、テクニックやルール中心の組手試合とは関係なしに、空手本来の生きるか死ぬかの沖縄空手独自の伝統が稽古の中に脈々と受け継がれていたのです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.16 14:56:42
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