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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
リハーサル音楽スタジオ経営で、コロナによる痛手は尋常ではありません。
この2年間のコロナ感染期間中に、国からのスタジオへの休業要請はありませんでしたが、これは危ないと自主的に2回に分けて6か月間も臨時休業しましたので補償金も出ず、その間は収益はゼロでした。 しかし大勢で賑わっていたスタジオも、それで弊社でのコロナ感染が全くなくなったので、ある意味会社の利益を犠牲にしたチョットした社会貢献と言えるかも・・? スタジオでバンド練習する理由の多くはライブの為ですので、その発表の場であるライブハウスの閉店やライブ自体の延期や消滅すれば、スタジオに来る理由がなくなります。 経営的にはお客さんにスタジオに来て欲しいけど、コロナ的には沢山来られても困る・・・というジレンマに陥ります。 と言うか、基本的にコロナ感染の可能性のある間は、お客さんはスタジオ利用を控えます。 もちろん全く来なければ、スタジオ経営が成り立ちません。 スタッフを誰も雇っていませんし、土地も建物も自社物件で家賃を払う必要も無く、無借金経営なので同業他社のスタジオよりも損益分岐点がダントツに低いですが、それでも採算ギリギリというラインがあります。 ある程度お客さんに安心してスタジオに来てもらうために、一体何をしているか・・・? それは絶妙なバランスをとった人流抑制です。 具体的には ・人数制限(最大定員を半減) ・予約間を空ける(1時間以上) の2点です。 最大定員をコロナ前の半分にし、連続予約していたのを「1時間以上空ける」のです。 当然これによって予約しようと思ったバンドさんが予約を諦めるケースがありますが(機会損失の売り上げ減)、それでも仕方がありません。 お客さんがコロナに感染したら元も子もありませんから。 しかし、この2点をシッカリ守る事によって、お客さんから信用を勝ち取る事が出来るのです。 今はコロナに目をつむって、収益を優先する場合ではないのです。 ココで、損益分岐点が同業他社の何処よりも低いことが功を奏しているのです。 という事で、織物時代に月産20万mを維持して損益分岐点を下げる為に、従業員10人の殆どをパートとアルバイトで賄い、年355日24時間エンドレス稼働でホテルと同じ安い電気料金で工場を回し(電気代150万円/月)、経営者である自分が4,5人前の仕事をする事によって20年間ナンとか黒字をキープする事が出来ましたが、そういったギリギリの経営の中で製造業のキモであり今のサービス業にも通用する「カイゼン」という手法を身につけたのかも・・・(汗)。 3,40代の20年間にこれだけ肉体労働で身体を酷使しても、殆んど病気もしなかった事に感謝しかないです。 しかし長年の無理がたたって、2年前にとうとう脊柱管狭窄症の手術をしましたが。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.04.26 17:32:31
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