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カテゴリ:ビジネスのアイデア?
もう30年以上前の織物時代から、事務員を雇っていませんでしたので会社の固定電話に掛かってきた電話は100%全て私の携帯電話に「自動転送(NTTボイスワープ)」していました。
事務員を雇っていない零細企業ではこれが普通を思っていましたが、未だに事務所に電話番の従業員を置くか、自分が事務所にいなければ電話を取れないという昭和スタイルを貫いているところがあるのに驚きます。 転送電話があれば、経営者はどこにいても電話を取れるのです。 これによって新規のオファーがあっても、100%逃しません。 既存のトランクルームや音楽スタジオのお客さんとはLINEによるWEB予約で、スキマ時間にやり取りするだけで時間が掛かりませんが、新規のお客さんだけは「突然」リアルに電話が掛かってきますので、それに対応するための秘密兵器が転送電話だったのです。 リアルで電話を取れない場合は相手番号が表示されますので、折り返し掛ければ済むだけです。 会社の全てが分かっている零細企業経営者だからこそ、掛かってきた全ての電話を自動転送で取っても返答できますが、転送電話をしないで一部の事しか知らない事務員など「ワンクッション」置いて返事をさせれば100%応えられず、「社長が帰ってから電話させます」では機会損失になり話になりません。 ココです・・・ポイントは。 転送電話で一番困るのが海外旅行中の楽しんでいる時に、「お忙しいところ申し訳ありません。初めてお電話します○○商事の○○・・」という勧誘の迷惑電話です。 会社の電話から海外への転送代(国際電話料金)は弊社負担なので、怪しそうな電話番号を見て取らないか、取っても最後まで聞かずに即切りますが・・・(笑)。 怪しそうな電話番号は、長年の感で大体わかりますのです。 私の携帯電話歴は長く、携帯の大きさが弁当箱型タイプから小型のセルラータイプに変わり買い取り制になってから即座に買いました。 当時の転送代金(NTTボイスワープ)は高く、毎月の通信費(固定、FAX、携帯、転送代)も3万円を超えていましたが、事務員を雇うより遥かに安上がりです。 転送電話というのは当時はNTTの独占みたいなモノでしたら、高くても支払わなければならなかったのです。 という事で、30年以上前に携帯電話への転送電話を始めたキッカケは懇意にしていた繊維業界人が、ミカン畑での作業中に電話を取っていたのがヒントでした。 その人が事務所にいると思って電話すると、事務所ではなさそうで「どこにいるんや?」と聞くと「今、山でミカン取っているんや・・・」と言われ、一瞬何のことが理解できませんでした。 「エ?・・・どういう事や?」と聞くと初めて転送電話の事を聞いたのです。 そして「コレは便利だ!」と・・・即NTTとボイスワープ契約したのです。 それまではポケットベルと携帯電話の両方を持っていて、会社に電話が掛かってきたら現場の工員から「○○カラデンワ」というポケベルメッセージを見て、それから私の携帯から電話するという「ワンクッション」を置いていましたから。 30年以上前は携帯電話すら珍しい時代でしたから、「携帯電話+転送電話」というのは最強のビジネスツールでしたし、今でも十分通用するアナログ戦略だったのです。 言われてみると目茶目茶アナログツールですが、これが零細企業経営者にとって効率的で人件費削減などで普通の人の2倍3倍働けるビジネスツールの一つだったのです。 ただ転送電話で「仕事に追われている感」を抱く人にとってはマイナスで、仕事を徹底的にするのだという「覚悟」がある零細企業経営者限定と言えるかも・・・? 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.09 09:09:09
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