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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
昨日の弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」(貝塚市名越661 072-446-0798 トランクルーム貝塚「別館」1階)での和太鼓利用料金(太鼓レンタル代込み)の「大幅値下げ!4000円/h→2000円~2500円/h」ですが、おそらく同業者に激震が走ったかもしれません。
何処もそんな相場の半額くらいの安い利用料金でやっていないからです。 と言ってもニッチマーケットですから、一般の人にとって何の事かサッパリ理解できないでしょうけど。 弊社にとっても「赤字覚悟」の料金設定ですが、そこは和太鼓ビジネスを「バンド+α」のαという今は儲からなくても、いずれは大きく育つであろうというロングスパンで捉えています。 5年後くらいには、だんじり鳴物の練習も含めた和太鼓ビジネスがバンド練習に匹敵するくらいの「ひとつの柱」に育っているのを期待しています。 堺から岬町までの泉州のどこの町の青年団の鳴物でも、一度は練習に行った事のある「スタジオ0724」・・・という具合に。 太鼓代込みの1時間2000円~2500円で、22畳のミラー付音楽スタジオを和太鼓練習に使えるというアドバンテージは同業者に衝撃を与えますが、裾野がパーッ!と広がるでしょう。 22畳というのがポイントで、半分の10畳くらいの狭さのスタジオでは和太鼓の爆音に耳が耐えられず思いっきり叩けません。 いずれにしても世間相場というのは難しいモノで、いい加減なモノです。 特に、近くに同業者がいないニッチマーケットは。 その相場で、果たしてユーザーが動くかどうか・・・? いくら相場があってもユーザーが動かなければ、潜在需要を掘り起こさなければ・・・ナンセンスです。 その辺のユーザーが動くかどうかのギリギリの線を狙って設定したのが、今回の2000~2500円だったのです・・・(汗)。 これが吉と出るか、凶と出るか・・・? まァただ値段が安くすればユーザーが動くというモノではなく、値段以外の要素が絡んできますので問題は更にややこしく複雑になります。 要は生のビジネスは、学校で習った教科書通りにいかないのです。 この辺がビジネスの不思議なところであり、オモシロいところでもあります。 織物時代に賃織り(委託生産)でしたので、1m織って100円も織り工賃が出たら飛び上がって喜んだものですが、その高級生地を4,5mを使ってヨーロッパの有名アパレルブランドがレディス向けの上下のサマースーツを百貨店で上代20万円で売り出した時は、本当にアホらしくなりました・・・(涙)。 発注元の商社と1円単位の攻防でやっと受注したマテリアル(生地)を作るだけの織屋ですが、「アパレルは、どんなけ儲けたら気すむんや?」・・・と恨み節の一つも言いたくなりました。 繊維業界で生き残るには、ヨーロッパの有名ブランドのように強烈なアパレルブランドを自社で持つか、ユニクロのように川上から川下まで自社で一貫生産管理するSPA(製造小売り)になるか?・・・どちらかだと悟り、繊維業界に残るのを諦めて16年前に廃業したのです。 この時49歳・・・まだまだエネルギーが残っていたのです。 いずれにしても1時間2000円~2500円というのは1室の利用料金ですから、人数が多いほど1人当たりの単価が安くなりますので(5人利用で1人当たり400~500円)、1時間4000円でも案外安かったのです。 大幅値下げした事によって、考えられるユーザーは 1.青年団の鳴り物 2.和太鼓のレッスン生 3.和太鼓団体 4.和太鼓講師のプライベート練習 5.和太鼓レッスン 6.ファミリー利用(お父さんがだんじり鳴物経験者) 7.イベントの練習 8.インバウンド向け「和太鼓体験」ツアー といったゾーンが練習に来られるであろうと予想しています。 特にこれから激増するであろうインバウンド向けの「和太鼓体験」ツアーは、スタジオが関空に近いという地の利を活かし、各旅行代理店と弊社がコラボを組んで水面下で動き出そうと今模索しているところです。 正に関西では弊社しかできないツアー企画なのでライバルはいないので、設定料金もこちらで自由に決めれるでしょう。 おそらくこれら以外に、トランクルーム同様に想像もしていなかった使い方もあるはずで、一体何が起こるか?楽しみでもあります。 余談ですが、ユーザーさんの多くが「岸和田のだんじり会館休みなんで・・・こっちへ来た」とおっしゃっていますが、コロナでずっと会館の「だんじり鳴物の体験コーナー」が休止中というのが弊社への問い合わせに拍車をかけているのです。 という事で、自分の好きな事で新しいビジネスを考えるのは楽しいですし、それを実際に起業するのは更に楽しく、それが儲かればもっと楽しくなり・・・といった好循環が期待できますが、たとえ失敗したとしても経験値が積み上がりますので結果オーライか・・・? ただし傷が浅ければ・・・という話ですが(汗)。 まァしかしだんじり業界を見ると、一時の新調ブームが去ってハード面は一服状態のようですが、鳴物練習というこれまで誰もヤッテいなかったソフト面で勝負を賭けよう(先行者利益を得よう)と勝手に意気込んでいますが、考えてみれば1年前まで全く想像もしていなかった展開に自分でも驚いています・・・(笑)。 【オススメの関連記事】だんじり鳴物を引退しても年中叩けます(スタジオ0724) 【オススメの関連記事】「ファミリーだんじり鳴物」で家族の絆を深める! 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.19 05:05:38
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