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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
いくらだんじり祭りが好きでもサラリーマンと一緒で、鳴り物や大工方や前梃子には「引退(定年)」というのが暗黙の了解です。
現役でバリバリで太鼓を叩いたり屋根で踊ったり前梃子をしていても、次の世代である年下の後輩が自分の出番を「まだか、まだか」と待っているのです。 青年団や30人組や若頭といった町内の団体には会社のような先輩後輩の年功序列的なシキタリがあり、いくら下手(仕事ができなくても)でも「早く(会社を)辞めてください」なんて言える雰囲気ではありません。 しかし、いずれは辞めなくてはいけないのです。 そうなれば、だんじり祭りに対する情熱が一気に醒めてしまいます。 ココです・・・問題は。 私の場合は小学校に入る前から村では祭り好きで有名で、青年団を退団した23歳がピークで、一気に醒めてそれから40年以上ダラダラと祭りに参加してきました。 青年団を辞めた時点で、まだ名越町内には退団後のハッキリした役割がなく、自分たちで「30人組」という村の未公認団体を勝手に作り、木島地区で1番ショボかった名越の祭りを盛り上げようと昭和30~39年生まれの祭り好きが立ち上がりました。 子供の頃から盆踊りで銀玉ピストルの戦争ごっこや、祭りでなかなか動かない名越のだんじりを「ま~め~そうりゃ~かましょう~」の掛け声で一緒に引っ張った幼馴染です・・・(笑)。 これが名越の祭りが盛んになってきた元だったのです。 大工方や前梃子は現役を引退すれば、それを再びする事はありません。 しかし鳴物だけは本番では難しいですが、祭前の練習時や夜曳行でチョットだけ叩くチャンスがあるのです・・・(汗)。 私はそれを40年近くやってきました。 それほど大太鼓が好きだったのです。 そして今年6月から、スタジオでも「だんじり鳴物(和太鼓)」練習ができるように和太鼓6台を購入したのです。 これで年中堂々と和太鼓が叩けるようになったのです。 全く個人的趣味と言ってもイイくらいですが・・・(笑)。 なので、青年団の鳴物の方が引退しても、年中いつでも太鼓ができる環境をスタジオ0724で整えた意味は大きいと思います。 他所ではどこも出来ないのですから。 サラリーマンも全く同じで、引退(定年)以降の事を現役の3,40代のうちにイロイロ考えておく事が老後の幸福に繋がります。 だんじり祭の鳴物や大工方や前梃子の経験者が現役引退後の事まで頭が回らないのと同じで、サラリーマンでもソコまで考えられる人は一握りだと思います。 まぁ何でも急に止めたら精神的ショックが大きく、そうならないためにスタジオ0724で和太鼓が叩けるという事前のソフトランディング策が必要だったのです・・・(汗)。 何故なら、大工方や前梃子は子供の頃に通過儀礼として大体鳴り物を経験しているモノだからです。 子供の頃の「通過儀礼としての鳴物」というのがポイントで、潜在マーケットとして非常に魅力的だったのです。 という事で、小学校に入る前から町内の1つ上のコボンチャン、ヨッチャン、アコチャンの3人と一緒に祭りに参加し、一緒に大太鼓や小太鼓や鉦や篠笛の練習したのが懐かしく思い出されます。 小学校に入ると廊下の掲示板を太鼓に見立てて水間の40代後半まで現役で大工方をやっていたA君とコンビになって叩いて先生によく怒られましたが、そんなの全く気にも留めませんでした・・・(笑)。 篠笛も小学校で流行り、あまりに煩いのでスマートボール同様に学校で禁止になったくらいです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.19 05:00:02
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