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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
この度、楽器レンタル事業をスタートする事にしました。
先ずはドラムセットからです。 チョッとしたライブやイベントなどでドラムセットが必要となる潜在需要を見出したのです。 これまで時々そんなオファーがあったのですが、全て断っていたのです。 弊社「スタジオ0724」は練習場に徹し、頑なに本筋以外には目もくれなかったのです。 しかしリサーチすると泉州で楽器レンタルをしている業者は殆どなく、そういう需要があってもわざわざ大阪市内の業者に依頼している現状に、地元ニーズに弊社なら対応できるだろう・・・と。 正に、これがニッチマーケットだったのです。 まさか泉州で楽器レンタル事業を1から始める業者はいないだろうと・・・弊社「スタジオ0724」の余っているドラムセットをついでに利用してもらうだけで十分ビジネスに繋がると判断しました。 ココです・・・ポイントは。 リハーサルスタジオを営んでいる弊社にとって、楽器レンタルビジネスに参入する事は意外にも簡単だったのです。 昨今カフェやレストランでの不定期のスポットの音楽ライブが増えてきた、という時代の流れに合わせた新しいビジネスと言えるかも知れません。 カフェやレストランも集客の目玉にたまに音楽ライブを開く・・・という最近の傾向に目を付けました。 飲食店も他社との差別化で、「音楽ライブ」を不定期に開催するというのにフォーカスを当てているのです。 新たに起業しても10年後には95%が倒産廃業するという他業界に比べて特に競争の激しい飲食業界も、生き残るのにホンと必死だからです。 正攻法の味と値段だけでは差別化が難しく、視点を変えた戦略をプラスしなければならない・・・という業界独自の抱えている問題点を提起しているのか? 店舗のスペースも限られ音量制限もあるので、小さく持ち運びが便利な小型のリズムトラベラー(パール社製)をレンタルする事にしたのです。 ココです・・・ポイントは。 騒音問題でドラムの代わりにカホンでお茶を濁すようでは、場は盛り上がりません。 生ドラムでないと・・・ダメなのです。 もともとリズムトラベラーはドラムレッスンの生徒さん用に常設していました。 孫3人のレッスンとなると、リズムトラベラーが2台必要になり、2台目の購入時にフッと楽器レンタルのアイデアが浮かんできたのです。 2頭追うものは2頭を得る・・・の精神でレッスンとレンタルのダブルで儲けようと(笑)。 というのは半分冗談ですが、ライブハウスでないところでのチョットしたミニライブが増えているという世相を反映したニュービジネスと言えるでしょう。 これまでのギター1本の弾き語りとは違い、曲がりなりにも生ドラムが加わることによって音楽ライブに重厚さが一段と増すのです。 狙いはココで、これまでライブに縁がなかった層にも食事のついでに音楽の素晴らしさを知ってもらうチャンスだったのです。 音楽業界のタテの連携先として弊社のようなリハーサルスタジオの川上に楽器店があり、川下にライブハウスがありますが、楽器レンタル事業が可能なのは余裕のある楽器在庫を持ったリハーサルスタジオだけです。 特に弊社は本業がトランクルームなので、楽器機材を保管するスペースはいくらでもありますし、6年かけてスタジオを3室まで増やしましたから、アンプ(ギター、ベース)を多い目に常設していますし、ドラムのシンバルやヘッドは山ほどあり、突然の故障といったまさかの時のミキサーとスピーカーの予備も置いています。 とにかくスタジオ経営は、お客さんに気持ちよくバンド練習を楽しんでもらう・・・という一点に尽きます。 そして別の視点から言えば楽器レンタル業とは正に在庫量の勝負で、弊社はスタジオ経営も楽器レンタル業も2つとも可能だったのです。 その泉州エリアの数少ない音楽スタジオで、楽器レンタルをやっているところが殆どありません。 特に同じ泉州の南部エリアの高石市から岬町まではゼロです。 誰もやっていない・・・ニッチマーケットなので大手が参入する事もありませんし、普通に考えれば、零細企業が新規参入するマーケットとしては正にブルーオーシャンです。 しかも誰でも簡単には出来ないビジネスで、参入障壁が高いのです。 弊社がイノ1番で新規参入し、泉州に新たな需要が生まれれば弊社がこのニッチマーケットを独占・・・というストーリーを妄想しています(笑)。 ドラムセットのレンタル事業なんて全く未知数ですが、潜在需要はゼロではないと踏んでいますし、レッスンのついでのレンタルをするだけなので、弊社としてはリスクはゼロです。 需要が有れば貸しますし、無ければ止めるだけの話です。 ドラムセット(リズムトラベラー)は、弊社スタジオのドラムレッスンで引っ張りだこですから何の問題もありません。 そうやってマーケットを探りながら、ボチボチ前に一歩一歩進んでいくのが大阪商人です。 他人が見たら「何チョロチョロやってんのか?」と訝しげですが、本人は結構ワクワク楽しんでいますよ・・・(笑)。 まぁブログもSNSもやっていない人が新たに何かをやろうとしても、世間に発信する手段が何もありませんが、弊社は既に音楽スタジオを起業して7年弱になり会員数も2000人を超えていますし、16年間続けてトータル380万アクセスのブログやSNS(フェイスブック×7アカウント、ツイッター×5アカウント、インスタグラム、LINE)で同じ音楽関連で今回のような「楽器レンタル」という新たに何かをやろうとしてもこういったベースがありますので意外と簡単に世間に発信できるのです。 やはり何でもそうですが、これまでヤッテきたベースというのが大事で、モノゴトは何でも長いストーリーの上に築いたりアレンジするのが正道であって、100%運頼みの一発逆転なんてものは世の中には存在しないのです。 千里の道も一歩から・・・結局、地味な種まきを毎日蒔くことから始めるのが一番の早道だったのです(汗)。 という事で、今回はドラムセットだけの楽器レンタルですが、将来的にレンタル事業に明るさが見え、第4スタジオ(Dスタジオ)を増設し会員数が3000人を超えてきたら、楽器機材の在庫量も自然に増えますので他のアンプ類(ギター、ベース)やPA機材にも進出したいと虎視眈々と本格的に参入するタイミングを狙っています。 長らく営んできた織物業の繊維業界のユニクロのようなSPA(製造小売り)的な発想で、不動産(土地と建物)のオーナーである私がエンドユーザー相手に音楽スタジオを自社の「トランクルーム貝塚」内で始めましたが、それでも単なる音楽スタジオだけではビジネスとして生き残るにはまだまだ不安要素があり、ビジネスの幅と奥行きを広げるために、バンド練習以外にダンスや和太鼓の練習ができるように22畳という泉州最大の広さの音楽スタジオと完全防音にし、レッスン(ドラム、和太鼓、リトミック)の充実を図る必要があったのです。 まぁしかし自分がドラマーなので、どうしてもドラマー目線になるのは仕方がない事ですが、ドラムを突破口に音楽スタジオ経営がトランクルームに次ぐ「第2の柱」になり、「泉州一の音楽スタジオ」になる事を願ってやみません・・・(汗)。 そして孫5人のうち2人しかレッスンを受けなければリズムトラベラーは1台しか必要ないので、今回の楽器レンタル事業のアイデアが浮かばなかったでしょう。 3人受講して、1人だけ足のつかないイスに座り、スネアとハイハットだけでは小さな孫娘が可哀想や・・・と感じたのが今回の楽器レンタル事業の原点だったのです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.12.29 17:51:09
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