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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
先日堺市深井清水町の青年団の皆さんが、だんじり鳴物の練習に弊社「スタジオ0724」に来られました。
車で3,40分ほどで来れたそうで、割と近いです。 これだと堺市全域がだんじり鳴物の商圏になるどころか、富田林とか河内長野といった南河内エリアも1時間以内に来れますので商圏になりそうです。 南河内では170台くらいのだんじりがあって、まだまだ増加傾向にあるようですから。 意外や意外・・・という感じです。 堺市だけでもだんじりが90台くらいあり、増加傾向という事です。 どんなマーケットもそうですが、増加傾向という所謂「右肩上がり」というのは注目すべき点です。 これから本格的にだんじり祭りの本番を迎えますが、本番前の8月と9月の2か月が弊社のだんじり鳴物練習場のピークが迎えると想定しています。 予想が当たってウレシイ結果に結び付けば、来年に向かって勢いがつきます。 ランチや食品スーパーやコンビニといった日常生活の買い物などの商圏はだいたい片道15分以内で済ませますが、非日常的なバンド練習や和太鼓練習なんかは元々「するところが無い(少ない)」ので片道1時間以内は普通で、場合によっては2時間以内でも商圏に含まれます。 これって、不思議と弊社の本業であるトランクルームの商圏と被っているのです。 2つ以上のビジネスをする場合、この商圏エリアをよく考える事というが仕事の効率化に繋がります。 まぁしかし、根本的に何故「だんじり鳴物」の需要があるのか・・・? 地元の祭りなんで、だんじり小屋でドンドン太鼓を叩いてもよさそうなモノですが、そこには近隣住民の複雑な心境があったのです。 和太鼓の音はフルバンドより大きく、2,3か月前の岸和田市某町のだんじりの入魂式の音が東山を越えてスタジオがある隣の貝塚市名越まで届くくらいですから・・・(汗)。 それほどだんじり祭りの音(和太鼓)は爆音で、それをスタジオという限られたスペースで爆音を抑え込もうとするのですから、防音と防振対策をよほどシッカリしないとダメだったのです。 更にスタジオ内の吸音対策もシッカリしないと、演奏者自身が室内の音がうるさくて叩けませんので、バンド練習と同じように音響工学的にデッド気味にもっていく必要もあったのです。 この辺のバランスを上手く調整しているのが、弊社のような専門のバンドスタジオだったのです。 一般人からすると「ここまでヤルか?」というくらいスタジオの裏ではこういった努力をしていますので、だんじり小屋以外の普通の練習場所(町会館、海岸、山中)とは明らかに違うのです。 まぁだんじり祭の本場の9月開催の岸和田旧市や春木地区はある和太鼓の音に程度理解がありますが、それ以外となるとなかなか理解が得られていないのが実態です。 要するに歴史的に、地域によってだんじり祭に対する周辺住民の熱量が違うのです。 「ド~ン!」という腹の底まで響くだんじりの大太鼓の音に泉州人の魂を揺さぶるか、ただの騒音と感じるか・・・? 実際には殆どの地域は近隣へのだんじりの太鼓の騒音問題に苦慮している・・・というのが実態です。 平たく言えば、いくら祭と言えど自由に太鼓を叩けない・・・のです。 悲しいですねェ・・・ しかし、そこに弊社スタジオのニーズがあったのです。 ただ22畳という広いスタジオと太鼓を用意する・・・というリスクを犯してまで、私以外に誰もしようとしていないだけです。 という事で、昨年からスタジオで始めた和太鼓ですが、「他社でやっていない」という事で、弊社に集中している感がありますが、そんな事が出来たのも「和太鼓の革(=ドラムヘッド)が破れるかも知れない」というリスクを取ったからです・・・(汗)。 もし高価な革が破れたら(2尺2寸の大太鼓で片面20万円の張替え料)・・・それまでの利益が吹っ飛ぶ覚悟だったのです・・・(汗)。 何もビジネスに限らず人生に於いて、リスクを負う「勇気」があるか無いか・・・それが試されるのです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.19 04:56:00
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